sarorunの気ままなぶらり旅

旅先での自然、遺跡、グルメについて気ままに呟きます

日本本土最東端の旅〜釧路湿原、摩周湖、野付半島、納沙布岬等〜(4:最終回)

厚岸町

本土最東端の納沙布岬から根室半島を西側に戻り、道の駅 厚岸味覚ターミナル コンキリエの「あぶりや」にて夕食。f:id:YOSHI88:20200222231934j:plainここでは、北海道産の海の幸グルメが満載。ツアー客は、長テーブルに向き合って座り、スタッフの説明を聞いてから各自軍手をはめ、真ん中にある炭火を使って具材をセルフ炉端焼き。地元厚岸産牡蠣を始め、浜中産バフンウニ、鮭、シシャモ、殻付きホタテ、さらに秋刀魚は丸ごと一匹と具材は豊富に揃っている。f:id:YOSHI88:20200222222637j:plain厚岸は古くから牡蠣が生息していたようで、アイヌ語で「牡蠣の獲れるところ」という「アッケケシ」が町名の由来になったようだ。海水と淡水が混じり合う栄養豊富な水域で育った高級品の厚岸産牡蠣を焼き牡蠣だけでなく、生牡蠣でも堪能。また、良質な昆布だけを与えた浜中産バフンウニは、殻付きなので、ウニ剥ぎ初体験で賞味。雑味がなく、濃厚な味わい。さらに、イクラかけご飯と貝の味噌汁という贅沢な盛り合わせ。この店では、ワイン(モロー・ブラン)とソフトクリームも購入。

食事後は、1時間程かけて宿泊予定の釧路プリンスホテルに到着。朝7時半にニュー阿寒ホテルを出発してから約12時間かけての本日の長旅もようやくこれで終了。部屋では、釧路市内の夜景を眺めながら、鶴居村で購入したチーズと先程のモロー・ブランで、ささやかな最後の晩餐。

釧路(和商市場)

朝食はホテルではなく、歩いて10分程の和商市場。和商市場は、釧路では最も古い市場で、北海道の3大市場のひとつ。その和商市場の名物が「海鮮勝手丼」。まずは、ご飯用のチケットを惣菜店で渡し、炊き立てご飯の入った丼をゲット。f:id:YOSHI88:20200127082402j:plain次に、丼を片手に海鮮屋「さとむら」へ行き、刺身ネタ2000円分のチケットで約50種類のネタ中から好きなものを選択。f:id:YOSHI88:20200127082153j:plain種類が多く、ネタの値段もそれぞれ違うので迷ったが、大トロ、ウニ、イクラ、トキシラズ、ホッケの5ネタを選択。しかし、これだけで予算を100円オーバー(汗)…差額をその場で支払って作ったオリジナルの海鮮丼がコレ!f:id:YOSHI88:20200127080933j:plain

後から気付いたが、ウニとイクラは量が少ない上に、大トロよりも値段が高い。ここでは、ウニとイクラは外して、お手頃で大き目のネタをいくつか選んだ方が良さそうだ。

 

釧路(市内観光)

朝食後は、一旦ホテルに戻り、希望者のみの釧路市内観光に参加。市内中心部にあるホテルから釧路川の方へ向かい、年配の男性ガイドさんの後をついて歩いて行く。晴れているが、マイナス13℃と普段経験していない気温で、しかも歩道には雪が残っていて歩きにくい。近くにある釧路川も一部凍っている。f:id:YOSHI88:20200127094916j:plain左折して、複合商業施設の釧路フィッシャーマンズワーフMOOの前を通る。f:id:YOSHI88:20200127095414j:plainそこには、水森かおりの「釧路湿原」の歌碑。f:id:YOSHI88:20200127100513j:plain

幣舞橋(ぬさまいばし)が見えてきた。橋の反対側には、美川憲一の「釧路の夜」の歌碑もあるらしい。f:id:YOSHI88:20200127100223j:plain釧路市内の定番観光スポットの幣舞橋は、釧路川の最も下流に架かる橋で、この橋から見える太平洋に沈む夕日は「世界三大夕日」の名所のひとつになっている。川に沿って設置されている街灯路と共に、ヨーロッパ調のデザインで統一されており、なかなかお洒落。また、左側に大きくそびえ立つオベリスクと、右側の一見モスクの様な建物(釧路センチュリーキャッスルホテル)が異国情緒感を漂わせている。さらに橋の欄干には、それぞれ春夏秋冬を表現した4体の女性のブロンズ像が配置されている。

幣舞橋に行き、春の像と冬の像の間にある位置から、遠く太平洋の海を眺めてみた。f:id:YOSHI88:20200127101054j:plain釧路川が広く果てしない太平洋と繋がっているのを体感。。今度はこの場所から、太平洋に沈む夕日を是非味わってみたいものだ。

幣舞橋から北大通を駅に向かって進み、途中で左折して釧路プリンスホテルに戻る。ホテル近くにある釧路市役所の建物の外壁にかなり太い耐震用の筋交いがあったので、「この辺りはかなり地震が多いのですか?」とガイドさんに聞くと、これまで震度6を3回体験したと言っていた。余談だが、翌日の同じ時間帯に、根室・釧路地方に震度4の地震が起きたようだ。地震が1日早く起きていたらと思うと、ゾッとする。

たんちょう釧路空港

ホテルからバスで30分程で、「たんちょう」の名がついた釧路空港へ。f:id:YOSHI88:20200127113634j:plain飛行機の出発時間までかなり時間が有り、とりあえず昼食として空港内のレストラン「たんちょう」で牛ステーキ定食を注文。f:id:YOSHI88:20200127120348j:plainこれが意外とイケる。北海道の牛は、豊かな自然環境と牧草で育っているからか、普段食べている牛肉よりもクセがなく食べ易い。空港内の店でこの味とはやはりレベルが高い。

また、窓側の座席からは飛行機の陸発着がよく見える。f:id:YOSHI88:20200127120327j:plain食事後は、喫茶店とお土産屋で時間を潰し、JAL542便で帰京。f:id:YOSHI88:20200127135948j:plain今回の2泊3日の北海道道東を巡る旅、真冬で旅行には相応しくない時期である事を考慮しても、これで総額43,900円とは破格の金額である。普通、釧路までの往復チケット代と2泊の宿代だけでも、もっと掛かるのではないか?阿寒湖や風蓮湖では氷結で湖面が見れなかったが、天気にも恵まれ、絶景の摩周ブルーや野付半島での不可思議体験、最果て納沙布岬の風景、目と鼻の先にある国後島の夕焼け、幣舞橋から望む太平洋、どれもが心に深く刻まれている。また、幸運にも、多くのタンチョウやオジロワシオオワシ、オスジカにも出会え、大満足の日本本土最東端の旅でした(終わり)。