sarorunの気ままなぶらり旅

旅先での自然、遺跡、グルメについて気ままに呟きます

海外旅行回想録1989年〜トルコ編(3)

今から30年程前で、昭和から平成に変わったばかりの頃、初めての海外旅行でトルコへ行ってきました。f:id:YOSHI88:20200620184615j:plain

前回、③ベルガマ遺跡まで紹介しましたので、今回は、世界屈指のローマ都市遺跡である④エフェス遺跡です。

[4日目]

朝食後バスでエフェス遺跡へ向かう途中、聖母マリアの家へ立ち寄る。

聖母マリアの家

f:id:YOSHI88:20200702125446j:plainこんな所に本当に聖母マリアの家があったのか?と思ったが、聖母マリアが晩年過ごした「聖母マリアの家」(Meryem Ana Evi)とされている。内部にはマリア像が置かれていたらしいが、見学は出来ず、外観のみ撮影。次は、エフェス考古学博物館へ。

エフェス考古学博物館

f:id:YOSHI88:20200702130847j:plainエフェス遺跡からの出土品約1000点が展示されている。

f:id:YOSHI88:20200702131042j:plain目玉品は、この後見学するエフェス遺跡のプリタネイオンから出土したアルテミス像。

 

エフェス(エフェソス)遺跡

ようやく、エフェス遺跡へ。エフェス遺跡は、2つの丘に挟まれた盆地にあり、南から北へ緩やかに下る傾斜地に広がっている。南側の入口から入ると、先ずは、ヴァリスの浴場が見えてくる。

ヴァリウスの浴場

f:id:YOSHI88:20200703092549j:plain 紀元2世紀建造のローマ式浴場。温度の異なる3つの浴室がある。

オデオン

f:id:YOSHI88:20200703092728j:plain 紀元2世紀建造の小さな音楽室。1500人収容可能。議会所としても使用されていた。

バジリカ

f:id:YOSHI88:20200703092950j:plain 国営アゴラの一部を改築して造られた3廊式の教会堂。列柱跡が見られる。

プリタネイオン

f:id:YOSHI88:20200703093201j:plainかつて聖火が灯されていたエフェスの市庁舎。紀元前3世紀に建設。エフェス考古学博物館のアルテミス像はここに保管されていた。

ミウスの碑

f:id:YOSHI88:20200703093336j:plain紀元前1世紀のポントスの乱でエフェソスを奪還したローマの独裁官スッラと孫のメミウス の功績を称えた記念碑。

ニケのレリーフ

f:id:YOSHI88:20200703094519j:plainミウスの碑の先に置かれた勝利の女神ニケのレリーフ。 

トラヤヌス帝の泉

f:id:YOSHI88:20200703095002j:plain紀元1世紀にトラヤヌス帝に捧げるために建設された泉。当時は正面にため池があり、そこに据えられたトラヤヌス帝の像の足元から水が流れ出ていたらしい。

クレテス通り

f:id:YOSHI88:20200703095115j:plainセルススの図書館まで続く、エフェスのメインストリート。

スコラスティカの浴場

f:id:YOSHI88:20200703095330j:plainクレテス通りを降りていくと右側にある。紀元1世紀に造られた公衆浴場。

ハドリアヌス神殿

f:id:YOSHI88:20200703095458j:plainスコラスティカの浴場の直ぐ近く。紀元2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げられた建物。正面の装飾が美しい。奥の門には両手を広げたメドゥーサが彫られている。

セルススの図書館

 クレテス通りの突き当たりにある、エフェス遺跡のハイライト的建物。

f:id:YOSHI88:20200703095625j:plain紀元2世紀初頭、エフェスを首府とするアジア州総督のセルススの功績を記念して息子が建てた図書館。1万2千巻の書物が収蔵されていたらしい。

f:id:YOSHI88:20200703095737j:plain建物正面には、知恵、運命、学問、美徳を象徴する4体の女性像が並んでいる。

f:id:YOSHI88:20200703095842j:plain図書館横には、怪しげなトンネルの入り口が…。娼婦の館へと繋がっているようだ。

娼婦の館への案内敷石

f:id:YOSHI88:20200703100247j:plainセルススの図書館から大劇場にかけては、大理石が敷き詰められたマーブル通りが続いているが、その途中にある謎の案内図。娼婦の館へ案内するためのものとも言われている。

娼婦の館

f:id:YOSHI88:20200703100058j:plainマーブル通りとクレテス通りの交差点近くで、セルススの図書館の向かい側という絶好のロケーション(一等地?)。神聖な図書館の近くに、道路1本隔ててこんな建物があったとは…。当時の人達は、図書館へ研究に行くとか言って、図書館横のトンネルを通り、こちらに行っていたのだろうか(笑)?

大劇場

f:id:YOSHI88:20200703101222j:plainマーブル通りを歩いて行くと、右手に見えてくる。紀元前3世紀に建築された、約2万4千人を収容可能な3階建てのトルコでも最大級の円形劇場。

f:id:YOSHI88:20200703101250j:plain音響効果も抜群で、今でもコンサートに使われている。


アルカディアン通り

f:id:YOSHI88:20200703101423j:plain大劇場でマーブル通りを左折すると、エフェス港まで繋がる別名ハーバー通り。当時、すぐ近くに海があったが、海岸線はずっと先に移動してしまい、現在では全く海は見えない。クレオパトラもエジプトのアレクサンドリアを出港してエフェス港に上陸し、この通りを歩いたようだ。

f:id:YOSHI88:20200703101539j:plainアルカディアン通りを途中で右折し、北側出口付近から大劇場を望む。大劇場の全体が収まる撮影スポット。

アルテミス神殿跡

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エフェスの主神、アルテミスに捧げられた神殿。エフェスの都市遺跡群から少し離れた所にある。紀元前3世紀には、アテネパルテノン神殿を凌ぐ大神殿が立ち、高さ19m、直径1.2mのイオニア式円柱を127本ももつこの神殿の壮大さは、古代世界の七不思議の一つだった。今では、柱1本しか残っておらず、神殿の悲哀さを物語っている。

次は、「白き綿花」の城と呼ばれる石灰岩の岩棚の広がるパムッカレへ(続く)。

 

 

海外旅行回想録1989年〜トルコ編(2)

今から30年程前、初めての海外旅行で、いきなりトルコへ行きました。

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初回は①イスタンブールから②トロイまで移動しましたので、今回は、③ベルガマ遺跡です。

ベルガマは、古代ギリシャ語でペルガモンと呼ばれ、第2のアテネと言われるほど栄えていようです。アレクサンダー大王の遺産を継ぎ、紀元前281年に建国されたペルガモン王国の壮大な遺跡アクロポリスや、ローマの医療施設アスクレピオン等、見応えのある遺跡を紹介します。 

アクロポリス

ベルガマの丘陵地帯をバスで登って行った所に都市遺跡群が点在している。 f:id:YOSHI88:20200627104354j:plainf:id:YOSHI88:20200627104500j:plain
現地には、当時の復元図が掲示されている。f:id:YOSHI88:20200625125040j:plain

 この中でも、丘の急斜面を利用して造られた扇型の大劇場が圧巻です。

大劇場

f:id:YOSHI88:20200625124851j:plain劇場遠景。観客席は80段、2つの踊り場で3つの部分に分けられており、約1万人が収容可能。

f:id:YOSHI88:20200625124926j:plain劇場最上部。

f:id:YOSHI88:20200625124957j:plainかなりの急斜面を下まで降りてステージから見上げてみると、劇場の大きさを体感できる。下部の貴賓席は大理石造り。

トラヤヌス帝神殿

 劇場の上方には、トラヤヌス帝神殿がある。f:id:YOSHI88:20200625124747j:plain大理石で造られた真っ白な神殿。美しい列柱が復元されている。

f:id:YOSHI88:20200625124557j:plain青空に浮かぶ純白のコリント式支柱が印象的。

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アスクレピオン(医療センター)

アクロポリスからバスで10分程で、古代世界の医療センター・アスクレピオンへ。

アスクレピオンは、ギリシャ神話の医学の神、アスクレピウスに由来する遺跡。紀元前4世紀には、ここで医療が施されていたらしい。f:id:YOSHI88:20200625125155j:plain聖なる道。ブロック状の石が敷き詰められ、両側には、所々に石柱が残っている。

f:id:YOSHI88:20200625125355j:plainこちらは、イオニア式の列柱。

f:id:YOSHI88:20200625125454j:plainプロピロン(前門建築)。再生のシンボルとしての蛇を施した円柱が残っている。

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北側の歩廊部分に残っている列柱群。

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f:id:YOSHI88:20200625125634j:plainこちらにも劇場がある。音楽療法なども行われていたようだ。

f:id:YOSHI88:20200625125300j:plainテレスポロス神殿(診療所)。実際に治療が行われていた場所。2階建の建物の1階部分が残っている。その他、図書館や聖なる泉、地下道等もあり、総合医療センターとして繁栄していたのだろう。

このベルガマ遺跡では、土産品として実験・調剤用のメノウ乳鉢を買ったが、使わないまま、何処かに失くしてしまった。

漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

  • 作者:小島 剛一
  • 発売日: 2010/09/01
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 イズミール

ベルガマ遺跡観光後は、宿泊場所のイズミールへ。 イズミールは、エーゲ海観光の拠点となるヨーロッパの雰囲気漂う洒落た街。f:id:YOSHI88:20200625130020j:plain宿泊ホテル、エタップ・イズミールからの夜景。前日のホテルとは異なり、部屋にはテレビ・冷蔵庫も有るし、浴室にはバスタブも付いている。

明日(4日目)は、ツアー前半のハイライト、エフェス遺跡へ(続く)。

海外旅行回想録1989年〜トルコ編(1)

今から30年程前、昭和から平成に変わったばかりで、巷では、Winkの「愛が止まらない」や爆風スランプの「Runner」が流行っていた頃、

当時20代後半で、あまり貯金はありませんでしたが、世はバブルの絶頂期、株で儲けた泡銭で、友人と初めて海外へ旅行しました。それも、ハワイやグアムとか当時の定番ではなく、いきなりトルコです(笑)。

元々は、ギリシャの古代遺跡でも見たいと思っていたのですが、生憎ギリシャのツアーに空きがなく、旅行会社から代わりにトルコを勧められました。トルコと言ってもイスタンブールの地名程度しか知らなかったのですが、地理的にギリシャに近いし、まぁいいか、という軽いノリで決めました(以後、海外旅行にハマることに…)。

当時の「旅のしおり」や写真等を参考にして、30年振りに旅を振り返ってみようと思います 。

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トルコ周遊とカッパドキア10日間(ユーラシア旅行社)

平成元年4月28日(金)~5月7日(日)

旅の概要ですが、①ビザンチンオスマン帝国の都イスタンブール、②ダーダネルス海峡に面した港町チャナッカレ・古代都市トロイ遺跡、③ペルガモン王国として栄えたベルガマ遺跡、④ギリシャ・ローマ時代の大規模な都市遺跡のあるエフェス遺跡、⑤石灰棚が有名なパムッカレ、⑥セルジューク朝の古都コンヤ、⑦奇岩の絶景スポットや地下都市のあるカッパドキア、⑧現在の首都アンカラの順に回った後、①イスタンブールに戻りました。f:id:YOSHI88:20200620184615j:plain

E03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2019~2020

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[1日目]

東京20:00発 東ドイツ(インターフルック)航空  IF9379便で、モスクワ経由、東ベルリンへ。

当時は、東西ドイツが統一される前、東ドイツとは妙に懐かしい…。

[2日目]

東ベルリン03:55着

東ベルリン05:55発

今のようにトルコへの直行便が無い時代、トランジットの際、空港で迷子になりかけ、危うく乗り遅れそうになった事を覚えている。

イスタンブールに09:45到着。

イスタンブール

f:id:YOSHI88:20200616160506j:plainイスタンブール空港から、バスでイスタンブール旧市街へ。

f:id:YOSHI88:20200617101902j:plainイスタンブール旧市街。意外と近代的。庄野真代「飛んでイスタンブール」に出てくる「光る砂漠」など何処にもないが(笑)、所々に、歴史を感じさせる建造物が残っている。

f:id:YOSHI88:20200617101950j:plainブルーモスク。ツアー最終日に観光予定。

f:id:YOSHI88:20200617102033j:plain旧市街中心部のガラタ橋近く。

f:id:YOSHI88:20200617102118j:plain城壁の残りか?

f:id:YOSHI88:20200617102201j:plain昼食のレストラン。

 昼食後は、ダーダネルス海峡をフェリーで渡って、港町チャナッカレへ。f:id:YOSHI88:20200617103741j:plain

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f:id:YOSHI88:20200617103922j:plain地元の子供達。

f:id:YOSHI88:20200617104045j:plainチャナッカレに到着。
宿泊先のホテル(アナファルタラール・ホテル)では、 バスタブなしのシャワーのみで、お湯が出ない。トイレの鍵もなかなか開かないし、紙も流れない。ある程度、予想していたとは言え、いきなり、現地の洗礼を受ける。

[3日目]

トロイ遺跡

早朝、「トロイの木馬伝説」で知られるトロイ遺跡へ。

19世紀にシュリーマンにより、伝説上の都市ではなく、実在していた都市であることが発見された、全部で9層(第1市〜第9市)にもわたる都市遺跡。

f:id:YOSHI88:20200618152337j:plain 遺跡の入口付近には、トロイの木馬が復元されており、内部に入って遺跡を眺めることができる。

f:id:YOSHI88:20200618152442j:plain東の塔と城壁。第6市(紀元前1900〜1300年)のものらしい。

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同じく第6市の遺跡。

f:id:YOSHI88:20200618152726j:plain第1市(紀元前3000〜2600年)の遺跡。トロイ遺跡では最古の時代のもので、かなり風化しており、何だか良く分からない。

f:id:YOSHI88:20200618152748j:plain聖域。第8市(紀元前800〜350年)の遺跡。生贄の儀式に使われたらしく、井戸と祭壇が並んで残っている。

f:id:YOSHI88:20200618152852j:plainオデオン。第9市(紀元前350〜西暦400年)。小劇場が保存状態良く残っている。

f:id:YOSHI88:20200618152938j:plainトロイ遺跡見学後は、エーゲ海沿いを南下して、ベルガマ遺跡、エフェス遺跡を見学へ(続く)。  

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(5:最終回)

 昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、ノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、英虞湾を眺望できる志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。

第5回目は、志摩観光ホテル ザ クラシック(後半)と伊勢神宮内宮です。

f:id:YOSHI88:20200520122703j:plain 英虞湾を望む高台にある「志摩観光ホテル ザ クラシック」は、2016年にG7伊勢志摩サミットの開催地にもなった名門ホテル。

f:id:YOSHI88:20200520125024j:plain夕食は、ホテル1階にあり、品格のあるモダンなレストラン「ラ・メール ザ クラシック」。f:id:YOSHI88:20200520130209j:plain世界各国の首脳たちを唸らせた樋口宏江総料理長による、伊勢海老や鮑等の地元の海の恵みを活かした「海の幸フランス料理」。

f:id:YOSHI88:20200519150049j:plainアミューズ ブーシュから始まり、

f:id:YOSHI88:20200519150118j:plain伊勢海老を使ったサラダ。

f:id:YOSHI88:20200519150149j:plain名物伊勢海老クリームスープは、ホイップクリームを表面に浮かべてオーブンで焼き上げた、このホテルで代々受け継がれてきた伝統料理。

伊勢海老ビスクスープ

伊勢海老ビスクスープ

  • メディア: その他
 

f:id:YOSHI88:20200519150218j:plain鮑のポワレ 二種類の香草バターソース。パセリとガーリック、白ワインとバターの2種類のソースが絶妙のバランス。

f:id:YOSHI88:20200519150255j:plainメインは、黒毛和牛フィレ肉ステーキ(三重県産茸のソース)。

f:id:YOSHI88:20200519150322j:plainf:id:YOSHI88:20200519150351j:plainデザート、コーヒー(ミニ菓子付)。

また、館内には、サミットで、各国首脳が会議をしたテーブル等が残されており、記念撮影のサービスも有る。f:id:YOSHI88:20200519152645j:plain日本の総理大臣とフランス大統領による一瞬のトップ会談(笑)。

翌日の朝食も、同じく「ラ・メール  ザ  クラシック」。洋食ブッフェか和食のどちらかを選べるので、和食を選択。f:id:YOSHI88:20200521161154j:plain

メインの御膳だけでなく、後から別の御膳や、焼き魚と出汁巻卵も付いて来て、かなりのボリュームがある。f:id:YOSHI88:20200521170133j:plainしらすや焼海苔、ひじき、あおさ、七草粥など、地元の食材を使った全体的に身体に優しい志摩の朝ごはん。

朝食後は、昨日の午後にゆったりと過ごした優雅な「志摩時間」が忘れられず、再度ゲストラウンジへ。f:id:YOSHI88:20200521170432j:plainまたもワインで、ホテル出発までの時間を過ごす(笑)。

f:id:YOSHI88:20200520122703j:plainラウンジから見える同じ英虞湾の入り江も、昨日の夕焼けの風景とはまた違った表情。

 

ホテルを10時に出発し、バスで50分程で伊勢神宮内宮へ。「内宮」こと「皇大神宮」は皇室の御祖神とされる「天照大御神をお祀りする、日本で最も尊いお宮と言われており、お金も健康もある人しか行けない(呼ばれない)場所らしい。入口にある長い宇治橋を渡り、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進む。f:id:YOSHI88:20200520123556j:plain時間帯のせいか、昨日の外宮に比べてやたら参拝者が多い。

f:id:YOSHI88:20200523120736j:plain正宮前の階段を登り、参拝場所へと進む。なお、階段より先は写真撮影が禁止されている。自分の順番になって、御幌(みとばり)の前にあったお賽銭箱に向けてお賽銭を投げ入れたところ、お賽銭箱の開口にある格子棒の部分に当たり、高く跳ね上がってしまった。「あっ!?お賽銭を受け取ってもらえなかったか!」と思った瞬間、何と、お賽銭がお賽銭箱の右縁の平らな部分にピタッと吸い付くようにランディングしたのである。普通、お賽銭が跳ね返ってしまうと、お賽銭箱の外に飛び出てしまうものだが…。幸いお賽銭箱の端に留まってくれたので、そのお賽銭を取り上げて、今度は格子棒と格子棒の隙間に置くようにそっと入れた。お賽銭を乱暴に投げ入れてはいけないというメッセージだったかも知れない。

f:id:YOSHI88:20200523102956j:plain参拝後は、最後に、宇治橋にある擬宝珠(ぎぼし)に触れる。擬宝珠に触れて帰ると、また参拝に訪れることが出来ると言われているらしい。

f:id:YOSHI88:20200523005706j:plainその後、近くの「おかげ横丁」を散策。

f:id:YOSHI88:20200520123704j:plain「手ごね茶屋」で手こね寿司の昼食後、バスで宇治山田駅へ行き、近鉄特急で近鉄名古屋駅へ向かい、JR名古屋駅から新幹線で帰京。

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関西の旅行は久し振りだったが、「青の交響曲(シンフォニー)」「しまかぜ」共に、関東圏ではなかなか味わえない魅力的な列車だったし、大正ロマン溢れる「奈良ホテル」ではアインシュタイン博士も弾いたピアノを弾いたり、「志摩観光ホテル  ザ  クラシック」では英虞湾に沈む夕陽を眺めて優雅な「志摩時間」を過ごすことが出来た。そして、何より、伊勢神宮では、御幌が開いたり、お賽銭が体操の内村選手のようにピタッと吸い付くランディングすると言う貴重な体験を味わうことが出来た。また、旅行が出来るようになったら再度訪れてみたいと思う(終わり)。

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(4)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第4回目は、伊勢神宮外宮、英虞湾、志摩観光ホテル ザ クラシック(前半)です。

 

「しまかぜ」で近鉄伊勢市駅に到着後は、伊勢神宮参拝へ。伊勢神宮には、皇室の御祖先である天照大神が祀られている内宮と、天照大神のお食事をつかさどり、衣食住はじめ産業の守り神である豊受大御神が祀られている外宮があり、先ずは外宮へ。

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 駅前に参道の入口があり、そこから真っ直ぐに石畳の参道が続いている。参拝場所には、上の写真の赤い矢印のように、白い布(御幌:みとばり)が掛かっており、普段は奥にある神宮の正殿が直接見えない。

伊勢神宮には、外宮、内宮共に、この大きな白い布が風もないのに揺れる不思議な現象がたまに起こるらしい。鳥居の手前でツアー参加者が揃うのを待っていると、突然御幌が揺れ出して全開に!!ツアーガイドさんが「今、御幌が開きました!神様が歓迎されています。急いで入りましょう!」と促し、急いで鳥居をくぐる。

後で調べてみると、参拝している自分の方に上がった時は、「神様が願いを叶えて下さる」というお知らせで「神風」と呼び、反対側に上がった時は「神様にお願い事が届いた」というお知らせで「願い風」というらしい。 

f:id:YOSHI88:20200509190705j:plain しかし、強風が吹いた訳でも無いのに突然御幌が上がるとは…やはり伊勢神宮にはパワースポットが沢山あるとしか思えない。御幌は、参拝を終えて記念写真を撮った時も、上の写真のように開いていたが、勿論、何時も開いているわけではない。なお、翌日内宮へ参拝に行ったときも、御幌ではないが、不思議な現象が起きた。これについては後の機会に。

外宮参拝後は、バスで賢島港へ行き、帆船型遊覧船「エスペランサ」に乗車して英虞湾クルーズ。

f:id:YOSHI88:20200510114955j:plainf:id:YOSHI88:20200510142441j:plain何だか、ディズニーランドのアトラクションのよう(笑)。

f:id:YOSHI88:20200510144418j:plainリアス式海岸の英虞湾は、昔から真珠の養殖が盛ん。いたるところに養殖用の筏が見える。

f:id:YOSHI88:20200510151529j:plain本日宿泊予定の志摩観光ホテルも見える。途中で真珠モデル工場に立ち寄って養殖真珠の核入れ作業の実演を見学し、賢島港へと戻る。ここから、バスで近くの志摩観光ホテル ザ クラシックへ。午後3時半過ぎにはチェックインし、6時からの夕食までの時間を、2階にあるゲストラウンジで過ごす。部屋のカードキーで入室すると、ここは宿泊客だけに許された別世界の寛ぎ空間。

f:id:YOSHI88:20200510164809j:plain広々とした空間には、ソファや、椅子、テーブル、カウンターがゆったりと配置され、ソフトドリンク、ワイン等のアルコール、スイーツ、おつまみ類も無料で用意されている。また、西側は全面窓で明るく、英虞湾と夕陽の風景を間近に眺めることが出来る。

f:id:YOSHI88:20200510160018j:plain奥のゆったりとしたソファを確保して、スイーツとソフトドリンクとワインのアフタヌーンタイム。

f:id:YOSHI88:20200510171658j:plainワインは、チリ産プレミアムワインのパイオニアであるモンテス。赤は、厳選されたブドウのみを使用したリミテッド・セレクション・カベルネ・カルメネール。

f:id:YOSHI88:20200510171816j:plain白は、バランスの良いクラシック・シリーズ・シャルドネ

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窓からは、英虞湾に沈みゆく夕陽が美しい。

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f:id:YOSHI88:20200510183153j:plain別次元のようなゆったりとした時の流れ。ワインが進む。至福の時間と空間…。

f:id:YOSHI88:20200510160053j:plainこのツアーでは、1番優雅な時間を過ごせたかも。こんな感覚は、20年程前にギリシャサントリーニ島のカフェからエーゲ海を眺めて以来かな。おっと、そろそろ夕食の時間(続く)。

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(3)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第3回目は、東大寺と観光特急「しまかぜ」です。

 

朝食後、奈良ホテル前の通りを東大寺に向かって歩く。

f:id:YOSHI88:20200430111551j:plain左手には、池(荒池)越しに興福寺五重塔を臨む、なかなか趣きある風景。

東大寺は、中学校の修学旅行以来。f:id:YOSHI88:20200430113104j:plain国宝となっている南大門に行くと、既に中学生らしき団体が見学に来ており、妙に懐かしい気分になる。

f:id:YOSHI88:20200430113751j:plain南大門を入って参道を進むと、正面に重要文化財の中門(南中門)、その先に大仏殿(正式には「金堂」)がある。

f:id:YOSHI88:20200430113455j:plain国宝の金堂(大仏殿)。大仏殿前には東大寺創建当時に建立された八角灯篭がある。未だ参拝時間前のため大仏殿内には入れず、近くの春日大社に立ち寄る。

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春日大社では、人懐っこい鹿がカメラを向けるとポーズを取る(笑)。

 ホテルに戻り、観光特急「しまかぜ」に乗るため、タクシーに分乗して近鉄大和八木駅へと向かう。約40分程、他の2人組と一緒だったが、昨日の「青のシンフォニー」の座席が不満だったらしく、クジ運が無いとずっと嘆いていたので、自分達がサロン席だったことを最後まで言えなかった。

近鉄大和八木駅で、「しまかぜ」に乗車。f:id:YOSHI88:20200503141319j:plain車両の先頭部分は、複数のガラスを組み合わせた多角形の印象的なデザイン。

f:id:YOSHI88:20200503120317j:plain車内は、二人席と一人席があり、共にプレミアムシートが標準装備されている。また、荷物棚が薄くコンパクトで、窓が天井に向かって大きく広がっている。座席の手すりの近くまで窓があり、開放感十分。

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プレミアムシートは本革仕様。シート前後の間隔が1m25cmと、新幹線のグリーン車よりも広く確保され、シートを倒してもまだ前後のスペースに十分余裕がある。

f:id:YOSHI88:20200503133906j:plain電動のリクライニング機能だけでなく、マッサージ機能まで付いており、座席に付いているこのボタンにより調整できる。座席の回転も押しボタン式。ペダル式に慣れていたため、操作にかえって手間取ってしまった(汗)。なお、座席を向かい合わせたときは、ふくらはぎを支える電動レッグレストの使用は出来なくなった。座席の準備が出来た所で、しまかぜ弁当(特製幕の内)を賞味。

f:id:YOSHI88:20200503140247j:plainf:id:YOSHI88:20200503140321j:plain弁当は12マスに区切られ、焼き鮭や鶏肉のつくね、玉子焼き、里芋やかぼちゃ、たこの煮物、たけのこ等おかずの種類も豊富。ご飯も、ちりめん山椒を乗せた白米、赤飯、醤油飯、赤しそふりかけご飯と、色々な味が楽しめる。

f:id:YOSHI88:20200503135921j:plain車両の最前列・最後列は展望指定席となっている。全面ガラス張りの窓からの眺望も抜群で、他の車両からも多数、写真撮影に訪れている。

f:id:YOSHI88:20200504104035j:plainf:id:YOSHI88:20200504104122j:plainまた、しまかぜでも、記念乗車証をゲット。後から気が付いたのだが、記念スタンプの日付が1111で、ゾロ目のエンジェルナンバー!

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近鉄伊勢市駅に着いた後は、伊勢神宮外宮を参拝した後、英虞湾を遊覧船で観光し、志摩観光ホテル ザ クラシックへ(続く)。 

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(2)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第2回目は、奈良ホテルです。

 

青の交響曲(シンフォニー)」で終点の吉野駅に到着後、バスで奈良屈指の名宿「奈良ホテル」へと向かう。f:id:YOSHI88:20200423164716j:plainバスに約1時間半乗車し、東大寺春日大社のある奈良公園に隣接する「奈良ホテル」に到着。f:id:YOSHI88:20200423162023j:plain1909年創業で、大正ロマンを感じさせるクラシックでノスタルジックな外観。f:id:YOSHI88:20200423161701j:plain「関西の迎賓館」と称され、多くの国賓や皇族などか宿泊した由緒あるホテル。f:id:YOSHI88:20200423162641j:plain

f:id:YOSHI88:20200423162519j:plain調度品はハイカラ(もはや死語?)で洒落ており、一つひとつにも歴史の重みを感じさせる。f:id:YOSHI88:20200423162908j:plainロビー「桜の間」には、アインシュタイン博士も弾いたピアノが展示されている。                               ↓f:id:YOSHI88:20200423164856j:plainアインシュタイン博士の真似をしてみるが、少し猫背で、様にならない(笑)。f:id:YOSHI88:20200423165059j:plain部屋は、高い格天井にクラシックな照明。茶色の柱に、黄緑色のカーテンが気品高く、木質の家具が落ち着いた雰囲気を醸し出している。f:id:YOSHI88:20200423164355j:plainf:id:YOSHI88:20200423164548j:plain夕食は、新館5階にある眺望の良い日本料理レストラン「花菊」で、旬の素材を使った会席料理。f:id:YOSHI88:20200425160858j:plain

 f:id:YOSHI88:20200425163005j:plainf:id:YOSHI88:20200425163045j:plain

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f:id:YOSHI88:20200425163142j:plainf:id:YOSHI88:20200425163202j:plainf:id:YOSHI88:20200425170522j:plain

先付、猪口、吸物、お造り、焼物、蒸物、小鉢、煮物、酢物、御飯、デザートと品数が豊富で、彩りも鮮やか。一品毎の量はそれ程でもないが、全体的に上品な味わい。先付の海老やくこの実の雲丹ゼリー寄せ、焼物のあわび朴葉味噌焼き等、独創的で、それぞれが素材を引き立てるような器に盛られ、味覚だけでなく、視覚からも楽しめる。

朝食は、和食かビュッフェのどちらかの選択。和食を選んだので、食事処は昨夜と同じ「花菊」。f:id:YOSHI88:20200425184403j:plainf:id:YOSHI88:20200425184457j:plain自家製佃煮やサラダ等の五種盛り、自家製胡麻豆腐、湯葉と餅の生姜風味あん、焚き合わせ、焼き魚、奈良漬け、奈良県産ひのひかりなどの豪華な和朝食。昨夜の夕食よりも、むしろ朝食の方が満足度は高いかも。また、昨夜は見えなかった奈良市街近くの早朝の山々も美しい。f:id:YOSHI88:20200425190707j:plain朝食後は、ホテル出発前に、近くの東大寺春日大社へと散策に出かける(続く)。

百年の品格 クラシックホテルの歩き方

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  • 作者:山口 由美
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本
 
クラシックホテルが語る昭和史 (新潮文庫)

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