sarorunの気ままなぶらり旅

旅先での自然、遺跡、グルメについて気ままに呟きます

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(4)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第4回目は、伊勢神宮外宮、英虞湾、志摩観光ホテル ザ クラシック(前半)です。

 

「しまかぜ」で近鉄伊勢市駅に到着後は、伊勢神宮参拝へ。伊勢神宮には、皇室の御祖先である天照大神が祀られている内宮と、天照大神のお食事をつかさどり、衣食住はじめ産業の守り神である豊受大御神が祀られている外宮があり、先ずは外宮へ。

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 駅前に参道の入口があり、そこから真っ直ぐに石畳の参道が続いている。参拝場所には、上の写真の赤い矢印のように、白い布(御幌:みとばり)が掛かっており、普段は奥にある神宮の正殿が直接見えない。

伊勢神宮には、外宮、内宮共に、この大きな白い布が風もないのに揺れる不思議な現象がたまに起こるらしい。鳥居の手前でツアー参加者が揃うのを待っていると、突然御幌が揺れ出して全開に!!ツアーガイドさんが「今、御幌が開きました!神様が歓迎されています。急いで入りましょう!」と促し、急いで鳥居をくぐる。

後で調べてみると、参拝している自分の方に上がった時は、「神様が願いを叶えて下さる」というお知らせで「神風」と呼び、反対側に上がった時は「神様にお願い事が届いた」というお知らせで「願い風」というらしい。 

f:id:YOSHI88:20200509190705j:plain しかし、強風が吹いた訳でも無いのに突然御幌が上がるとは…やはり伊勢神宮にはパワースポットが沢山あるとしか思えない。御幌は、参拝を終えて記念写真を撮った時も、上の写真のように開いていたが、勿論、何時も開いているわけではない。なお、翌日内宮へ参拝に行ったときも、御幌ではないが、不思議な現象が起きた。これについては後の機会に。

外宮参拝後は、バスで賢島港へ行き、帆船型遊覧船「エスペランサ」に乗車して英虞湾クルーズ。

f:id:YOSHI88:20200510114955j:plainf:id:YOSHI88:20200510142441j:plain何だか、ディズニーランドのアトラクションのよう(笑)。

f:id:YOSHI88:20200510144418j:plainリアス式海岸の英虞湾は、昔から真珠の養殖が盛ん。いたるところに養殖用の筏が見える。

f:id:YOSHI88:20200510151529j:plain本日宿泊予定の志摩観光ホテルも見える。途中で真珠モデル工場に立ち寄って養殖真珠の核入れ作業の実演を見学し、賢島港へと戻る。ここから、バスで近くの志摩観光ホテル ザ クラシックへ。午後3時半過ぎにはチェックインし、6時からの夕食までの時間を、2階にあるゲストラウンジで過ごす。部屋のカードキーで入室すると、ここは宿泊客だけに許された別世界の寛ぎ空間。

f:id:YOSHI88:20200510164809j:plain広々とした空間には、ソファや、椅子、テーブル、カウンターがゆったりと配置され、ソフトドリンク、ワイン等のアルコール、スイーツ、おつまみ類も無料で用意されている。また、西側は全面窓で明るく、英虞湾と夕陽の風景を間近に眺めることが出来る。

f:id:YOSHI88:20200510160018j:plain奥のゆったりとしたソファを確保して、スイーツとソフトドリンクとワインのアフタヌーンタイム。

f:id:YOSHI88:20200510171658j:plainワインは、チリ産プレミアムワインのパイオニアであるモンテス。赤は、厳選されたブドウのみを使用したリミテッド・セレクション・カベルネ・カルメネール。

f:id:YOSHI88:20200510171816j:plain白は、バランスの良いクラシック・シリーズ・シャルドネ

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窓からは、英虞湾に沈みゆく夕陽が美しい。

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f:id:YOSHI88:20200510183153j:plain別次元のようなゆったりとした時の流れ。ワインが進む。至福の時間と空間…。

f:id:YOSHI88:20200510160053j:plainこのツアーでは、1番優雅な時間を過ごせたかも。こんな感覚は、20年程前にギリシャサントリーニ島のカフェからエーゲ海を眺めて以来かな。おっと、そろそろ夕食の時間(続く)。

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(3)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第3回目は、東大寺と観光特急「しまかぜ」です。

 

朝食後、奈良ホテル前の通りを東大寺に向かって歩く。

f:id:YOSHI88:20200430111551j:plain左手には、池(荒池)越しに興福寺五重塔を臨む、なかなか趣きある風景。

東大寺は、中学校の修学旅行以来。f:id:YOSHI88:20200430113104j:plain国宝となっている南大門に行くと、既に中学生らしき団体が見学に来ており、妙に懐かしい気分になる。

f:id:YOSHI88:20200430113751j:plain南大門を入って参道を進むと、正面に重要文化財の中門(南中門)、その先に大仏殿(正式には「金堂」)がある。

f:id:YOSHI88:20200430113455j:plain国宝の金堂(大仏殿)。大仏殿前には東大寺創建当時に建立された八角灯篭がある。未だ参拝時間前のため大仏殿内には入れず、近くの春日大社に立ち寄る。

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春日大社では、人懐っこい鹿がカメラを向けるとポーズを取る(笑)。

 ホテルに戻り、観光特急「しまかぜ」に乗るため、タクシーに分乗して近鉄大和八木駅へと向かう。約40分程、他の2人組と一緒だったが、昨日の「青のシンフォニー」の座席が不満だったらしく、クジ運が無いとずっと嘆いていたので、自分達がサロン席だったことを最後まで言えなかった。

近鉄大和八木駅で、「しまかぜ」に乗車。f:id:YOSHI88:20200503141319j:plain車両の先頭部分は、複数のガラスを組み合わせた多角形の印象的なデザイン。

f:id:YOSHI88:20200503120317j:plain車内は、二人席と一人席があり、共にプレミアムシートが標準装備されている。また、荷物棚が薄くコンパクトで、窓が天井に向かって大きく広がっている。座席の手すりの近くまで窓があり、開放感十分。

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プレミアムシートは本革仕様。シート前後の間隔が1m25cmと、新幹線のグリーン車よりも広く確保され、シートを倒してもまだ前後のスペースに十分余裕がある。

f:id:YOSHI88:20200503133906j:plain電動のリクライニング機能だけでなく、マッサージ機能まで付いており、座席に付いているこのボタンにより調整できる。座席の回転も押しボタン式。ペダル式に慣れていたため、操作にかえって手間取ってしまった(汗)。なお、座席を向かい合わせたときは、ふくらはぎを支える電動レッグレストの使用は出来なくなった。座席の準備が出来た所で、しまかぜ弁当(特製幕の内)を賞味。

f:id:YOSHI88:20200503140247j:plainf:id:YOSHI88:20200503140321j:plain弁当は12マスに区切られ、焼き鮭や鶏肉のつくね、玉子焼き、里芋やかぼちゃ、たこの煮物、たけのこ等おかずの種類も豊富。ご飯も、ちりめん山椒を乗せた白米、赤飯、醤油飯、赤しそふりかけご飯と、色々な味が楽しめる。

f:id:YOSHI88:20200503135921j:plain車両の最前列・最後列は展望指定席となっている。全面ガラス張りの窓からの眺望も抜群で、他の車両からも多数、写真撮影に訪れている。

f:id:YOSHI88:20200504104035j:plainf:id:YOSHI88:20200504104122j:plainまた、しまかぜでも、記念乗車証をゲット。後から気が付いたのだが、記念スタンプの日付が1111で、ゾロ目のエンジェルナンバー!

TOMIX Nゲージ 近畿日本鉄道50000系 しまかぜ 基本セット 92499 鉄道模型 電車
 

近鉄伊勢市駅に着いた後は、伊勢神宮外宮を参拝した後、英虞湾を遊覧船で観光し、志摩観光ホテル ザ クラシックへ(続く)。 

人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(2)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第2回目は、奈良ホテルです。

 

青の交響曲(シンフォニー)」で終点の吉野駅に到着後、バスで奈良屈指の名宿「奈良ホテル」へと向かう。f:id:YOSHI88:20200423164716j:plainバスに約1時間半乗車し、東大寺春日大社のある奈良公園に隣接する「奈良ホテル」に到着。f:id:YOSHI88:20200423162023j:plain1909年創業で、大正ロマンを感じさせるクラシックでノスタルジックな外観。f:id:YOSHI88:20200423161701j:plain「関西の迎賓館」と称され、多くの国賓や皇族などか宿泊した由緒あるホテル。f:id:YOSHI88:20200423162641j:plain

f:id:YOSHI88:20200423162519j:plain調度品はハイカラ(もはや死語?)で洒落ており、一つひとつにも歴史の重みを感じさせる。f:id:YOSHI88:20200423162908j:plainロビー「桜の間」には、アインシュタイン博士も弾いたピアノが展示されている。                               ↓f:id:YOSHI88:20200423164856j:plainアインシュタイン博士の真似をしてみるが、少し猫背で、様にならない(笑)。f:id:YOSHI88:20200423165059j:plain部屋は、高い格天井にクラシックな照明。茶色の柱に、黄緑色のカーテンが気品高く、木質の家具が落ち着いた雰囲気を醸し出している。f:id:YOSHI88:20200423164355j:plainf:id:YOSHI88:20200423164548j:plain夕食は、新館5階にある眺望の良い日本料理レストラン「花菊」で、旬の素材を使った会席料理。f:id:YOSHI88:20200425160858j:plain

 f:id:YOSHI88:20200425163005j:plainf:id:YOSHI88:20200425163045j:plain

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先付、猪口、吸物、お造り、焼物、蒸物、小鉢、煮物、酢物、御飯、デザートと品数が豊富で、彩りも鮮やか。一品毎の量はそれ程でもないが、全体的に上品な味わい。先付の海老やくこの実の雲丹ゼリー寄せ、焼物のあわび朴葉味噌焼き等、独創的で、それぞれが素材を引き立てるような器に盛られ、味覚だけでなく、視覚からも楽しめる。

朝食は、和食かビュッフェのどちらかの選択。和食を選んだので、食事処は昨夜と同じ「花菊」。f:id:YOSHI88:20200425184403j:plainf:id:YOSHI88:20200425184457j:plain自家製佃煮やサラダ等の五種盛り、自家製胡麻豆腐、湯葉と餅の生姜風味あん、焚き合わせ、焼き魚、奈良漬け、奈良県産ひのひかりなどの豪華な和朝食。昨夜の夕食よりも、むしろ朝食の方が満足度は高いかも。また、昨夜は見えなかった奈良市街近くの早朝の山々も美しい。f:id:YOSHI88:20200425190707j:plain朝食後は、ホテル出発前に、近くの東大寺春日大社へと散策に出かける(続く)。

百年の品格 クラシックホテルの歩き方

百年の品格 クラシックホテルの歩き方

  • 作者:山口 由美
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本
 
クラシックホテルが語る昭和史 (新潮文庫)

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人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車した奈良と伊勢志摩の旅(1)

昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。これからしばらくは過去の回想録です〜。

 

東京駅8時20分発の新幹線のぞみ209号で、10時50分に新大阪駅到着。

奈良観光バス乗車約20分で天王寺公園付近まで行き、ここから徒歩約10分で、「あべのハルカス」へ。

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地上300mと日本一の高層ビル「あべのハルカス」の19階にある大阪マリオット都ホテルのレストランでランチバイキングの昼食。

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58-60階の展望台「ハルカス300」からは、大阪の街が一望できる。

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昼食後は、「あべのハルカス2階にある近鉄  大阪阿部野橋駅へ。

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 阿部野橋駅から超人気の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車。

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 青の交響曲(シンフォニー)」は、「上質な大人旅」をコンセプトに2016年に運行開始。阿部野橋駅と吉野駅の間を12往復している。全3両編成で、落ち着いた濃紺色にゴールドのラインが、クラシカルで大人の雰囲気。

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 高級ホテルのラウンジのような客室には、①ツイン席(テーブル付き)、②横並びの二人席(テーブル無し)、サロン席(テーブル付き3〜4人用)、④一人席(テーブル付き)、⑤一人席(テーブル無し)、の5種類の座席が有る。

今回のツアーでは、3号車の一両をまるごと貸し切り。ツアー客全員が二人組での参加のため、座席はクジ引きとなったが、何と、一両に3つしかないテーブル付きサロン席に当選!!

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緑と茶を基調としたエレガントな客室内に、ゆったりと、身体を包み込むような、優雅な座り心地の幅広シート。ライティングも目に優しい。手すりや肘掛け、背面テーブルなどには奈良県産の竹材が使用されているらしい。落ち着いた木目の壁や厚みのあるカーテン、何気ない内装一つひとつにもこだわりがある。電車とは思えないゴージャスな空間に、大人でも、ときめき感が高まる。

 

隣の2号車は、隠れ家的なバーカウンターとラウンジ。

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ここでは、独自にセレクトされた奈良の人気店のスイーツや地酒などが販売されている。

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せっかく特等席をゲットしたので、有名ホテルのペストリー料理長が手掛ける「季節のオリジナルケーキセット」と河内醸造ワイン(赤)、葛城高原のモッツァレラチーズを買い込んで、サロン席で寛ぎながら、ゆっくり賞味。

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ついでに、車内限定グッズのタオルハンカチも購入

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 ラウンジ車両で配布される記念乗車証。人気車両ならではの、うれしいサービス。大人旅を盛り上げる粋な演出!

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 終点の吉野駅まで、あっという間の1時間15分。

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吉野駅から、バスで奈良屈指の名宿「奈良ホテル」へと向かう(続く)。

 

 

日本本土最東端の旅〜釧路湿原、摩周湖、野付半島、納沙布岬等〜(4:最終回)

厚岸町

本土最東端の納沙布岬から根室半島を西側に戻り、道の駅 厚岸味覚ターミナル コンキリエの「あぶりや」にて夕食。f:id:YOSHI88:20200222231934j:plainここでは、北海道産の海の幸グルメが満載。ツアー客は、長テーブルに向き合って座り、スタッフの説明を聞いてから各自軍手をはめ、真ん中にある炭火を使って具材をセルフ炉端焼き。地元厚岸産牡蠣を始め、浜中産バフンウニ、鮭、シシャモ、殻付きホタテ、さらに秋刀魚は丸ごと一匹と具材は豊富に揃っている。f:id:YOSHI88:20200222222637j:plain厚岸は古くから牡蠣が生息していたようで、アイヌ語で「牡蠣の獲れるところ」という「アッケケシ」が町名の由来になったようだ。海水と淡水が混じり合う栄養豊富な水域で育った高級品の厚岸産牡蠣を焼き牡蠣だけでなく、生牡蠣でも堪能。また、良質な昆布だけを与えた浜中産バフンウニは、殻付きなので、ウニ剥ぎ初体験で賞味。雑味がなく、濃厚な味わい。さらに、イクラかけご飯と貝の味噌汁という贅沢な盛り合わせ。この店では、ワイン(モロー・ブラン)とソフトクリームも購入。

食事後は、1時間程かけて宿泊予定の釧路プリンスホテルに到着。朝7時半にニュー阿寒ホテルを出発してから約12時間かけての本日の長旅もようやくこれで終了。部屋では、釧路市内の夜景を眺めながら、鶴居村で購入したチーズと先程のモロー・ブランで、ささやかな最後の晩餐。

釧路(和商市場)

朝食はホテルではなく、歩いて10分程の和商市場。和商市場は、釧路では最も古い市場で、北海道の3大市場のひとつ。その和商市場の名物が「海鮮勝手丼」。まずは、ご飯用のチケットを惣菜店で渡し、炊き立てご飯の入った丼をゲット。f:id:YOSHI88:20200127082402j:plain次に、丼を片手に海鮮屋「さとむら」へ行き、刺身ネタ2000円分のチケットで約50種類のネタ中から好きなものを選択。f:id:YOSHI88:20200127082153j:plain種類が多く、ネタの値段もそれぞれ違うので迷ったが、大トロ、ウニ、イクラ、トキシラズ、ホッケの5ネタを選択。しかし、これだけで予算を100円オーバー(汗)…差額をその場で支払って作ったオリジナルの海鮮丼がコレ!f:id:YOSHI88:20200127080933j:plain

後から気付いたが、ウニとイクラは量が少ない上に、大トロよりも値段が高い。ここでは、ウニとイクラは外して、お手頃で大き目のネタをいくつか選んだ方が良さそうだ。

 

釧路(市内観光)

朝食後は、一旦ホテルに戻り、希望者のみの釧路市内観光に参加。市内中心部にあるホテルから釧路川の方へ向かい、年配の男性ガイドさんの後をついて歩いて行く。晴れているが、マイナス13℃と普段経験していない気温で、しかも歩道には雪が残っていて歩きにくい。近くにある釧路川も一部凍っている。f:id:YOSHI88:20200127094916j:plain左折して、複合商業施設の釧路フィッシャーマンズワーフMOOの前を通る。f:id:YOSHI88:20200127095414j:plainそこには、水森かおりの「釧路湿原」の歌碑。f:id:YOSHI88:20200127100513j:plain

幣舞橋(ぬさまいばし)が見えてきた。橋の反対側には、美川憲一の「釧路の夜」の歌碑もあるらしい。f:id:YOSHI88:20200127100223j:plain釧路市内の定番観光スポットの幣舞橋は、釧路川の最も下流に架かる橋で、この橋から見える太平洋に沈む夕日は「世界三大夕日」の名所のひとつになっている。川に沿って設置されている街灯路と共に、ヨーロッパ調のデザインで統一されており、なかなかお洒落。また、左側に大きくそびえ立つオベリスクと、右側の一見モスクの様な建物(釧路センチュリーキャッスルホテル)が異国情緒感を漂わせている。さらに橋の欄干には、それぞれ春夏秋冬を表現した4体の女性のブロンズ像が配置されている。

幣舞橋に行き、春の像と冬の像の間にある位置から、遠く太平洋の海を眺めてみた。f:id:YOSHI88:20200127101054j:plain釧路川が広く果てしない太平洋と繋がっているのを体感。。今度はこの場所から、太平洋に沈む夕日を是非味わってみたいものだ。

幣舞橋から北大通を駅に向かって進み、途中で左折して釧路プリンスホテルに戻る。ホテル近くにある釧路市役所の建物の外壁にかなり太い耐震用の筋交いがあったので、「この辺りはかなり地震が多いのですか?」とガイドさんに聞くと、これまで震度6を3回体験したと言っていた。余談だが、翌日の同じ時間帯に、根室・釧路地方に震度4の地震が起きたようだ。地震が1日早く起きていたらと思うと、ゾッとする。

たんちょう釧路空港

ホテルからバスで30分程で、「たんちょう」の名がついた釧路空港へ。f:id:YOSHI88:20200127113634j:plain飛行機の出発時間までかなり時間が有り、とりあえず昼食として空港内のレストラン「たんちょう」で牛ステーキ定食を注文。f:id:YOSHI88:20200127120348j:plainこれが意外とイケる。北海道の牛は、豊かな自然環境と牧草で育っているからか、普段食べている牛肉よりもクセがなく食べ易い。空港内の店でこの味とはやはりレベルが高い。

また、窓側の座席からは飛行機の陸発着がよく見える。f:id:YOSHI88:20200127120327j:plain食事後は、喫茶店とお土産屋で時間を潰し、JAL542便で帰京。f:id:YOSHI88:20200127135948j:plain今回の2泊3日の北海道道東を巡る旅、真冬で旅行には相応しくない時期である事を考慮しても、これで総額43,900円とは破格の金額である。普通、釧路までの往復チケット代と2泊の宿代だけでも、もっと掛かるのではないか?阿寒湖や風蓮湖では氷結で湖面が見れなかったが、天気にも恵まれ、絶景の摩周ブルーや野付半島での不可思議体験、最果て納沙布岬の風景、目と鼻の先にある国後島の夕焼け、幣舞橋から望む太平洋、どれもが心に深く刻まれている。また、幸運にも、多くのタンチョウやオジロワシオオワシ、オスジカにも出会え、大満足の日本本土最東端の旅でした(終わり)。

日本本土最東端の旅〜釧路湿原、摩周湖、野付半島、納沙布岬等〜(3)

東根室

風蓮湖オジロワシオオワシを観賞後は、釧路と根室を結ぶ根釧国道をさらに東に進んで根室半島に入り、先ずは東根室駅へ。

東根室駅は日本最東端のJR駅。駅近くでバスを降り、少し歩くことになる。真っ直ぐな下り坂だが路面が凍っており、滑りやすい。駅に到着、と言っても駅舎もなくホームのみの無人駅。簡易的な階段を登るとホームが1本あるだけで、遮るものは何も無い。f:id:YOSHI88:20200221101930j:plainホームには記念写真用に「日本最東端の駅」と記された碑が設置されている。f:id:YOSHI88:20200221115927j:plainホーム下で、この碑の丁度真後ろにも記念碑が見える。また、直ぐ近くにアパートらしき建物も見え、周辺には住宅地が広がっている。人家のほとんどない秘境の駅を想像していたのだが(笑)…ちなみに、この駅は日本最東端の駅といっても終着駅ではない。終着駅は、次の根室駅(有人駅)。このため、日本最東端の有人駅は根室駅になるようだ。

納沙布岬

バスに戻り、いよいよ本ツアーのハイライト、納沙布岬へ。納沙布岬は、道東の根室半島の先端にあり、現在旅行者が足を踏み入ることができる日本本土最東端の地。「ノサップ」とはアゴのように突き出たところというアイヌ語に由来し、漢字は違うものの本土最北端の宗谷岬の近くにも「野寒布岬」がある。

バスから降りて、「返せ北方領土  納沙布岬」の碑に向かい、ここで''到達証拠写真''を撮影(人物は省略)(笑)。f:id:YOSHI88:20200223122124j:plain
天気は悪くないが、強風の上に寒い……ここからは、海を隔てた北方領土歯舞諸島貝殻島まで手が届きそうな程近い。足元には「貝殻島灯台まで3.7km」の表示がある。また、碑の左側の足元には、「国後島泊山まで約57km」「国後島羅臼山まで約65km」「知床羅臼岳まで約95km」と表示されている
。そう、この場所からは、日本本土の知床よりも、むしろ北方領土歯舞諸島国後島の方が近いのだ。改めて地図を見ると、知床半島根室半島との間の根室海峡に、沖縄よりも大きな国後島が半分近く入り込んでいる。こんなに間近に在るのに、限りなく遠い北方4島!!

碑の近くには、一億の切なる願ひ島帰れ  この間近なる岬に叫ぶ」と記された祈念碑もあり、北方4島に対する熱い思いが伝わってくる。f:id:YOSHI88:20200223122515j:plain

碑の右手には、納沙布岬灯台f:id:YOSHI88:20200223121914j:plain北海道で一番早く日の出を拝める。北海道で最も古い灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。

碑の西側には高さ96mのオーロラタワー(望郷の塔)があり、この後方に沈んでいく夕陽が美しい。f:id:YOSHI88:20200223122011j:plain

近くにある食事処東光では、ツアー客全員に、根室海峡で上がった花咲蟹が入った名物鉄砲汁のおもてなし。凍えた身体が心底から温まる。f:id:YOSHI88:20200223122222j:plain

 納沙布岬では、「日本本土最東端到達証明書」と「北方領土視察証明書」をゲット!f:id:YOSHI88:20200224013730j:plain

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岬観光後は、根室半島根室海峡側を通って、本日の夕食予定の厚岸へ。途中、海の向こうに、国後島が見えている。f:id:YOSHI88:20200225170520j:plain夕陽に薄っすら染まる国後の景色がまた良い感じ。(続く)

 

日本本土最東端の旅〜釧路湿原、摩周湖、野付半島、納沙布岬等〜(2)

摩周湖

いよいよツアー2日目の観光に出発。先ずは、バスで1時間程で摩周湖へ。昭和42年に布施明の「霧の摩周湖」がヒットしたことで、ずっと自分の中で気になっていた湖。だが、こうして実際に見に来る事が出来るとは思ってもいなかった。早やる気持ちを抑えてバスを降りると、駐車場の脇が第1展望台になっている。湖の湖畔には行けないため、湖面よりも約200m高いこの展望台から、摩周湖を眼下に望むことになる。

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霧もなく、摩周湖の大パノラマ風景が広がっている。

絶景の摩周ブルーに感動!!

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摩周湖には、注ぎ込む川もなく、湖と言うより、簡単に言えば「水溜り」。しかし、大雨が降っても年間を通して水位がほとんど変わらないらしい。また、「霧が晴れたの摩周湖を見ると婚期が3年遅れる」という都市伝説だったり、カムイシュ島(中島)と呼ばれる島があって、老婆が生き別れた孫を待ち続けて島になってしまったというアイヌ伝説があるのも、湖の神秘性を増幅させている。確かに、他の湖には無い何かが宿っているのかも知れない。

野付半島

摩周湖を後にし、バスに揺られること約2時間、次に向かうは野付半島野付半島は、知床半島根室半島の間にある根室海峡に突き出た、全長約26kmの日本最大級の「砂」の半島。地図で見ると鍵状の特異な形をしている。原生林が立ち枯れて荒涼とした「トドワラ」「ナラワラ」の景勝地があり、「この世の果て」と言われる今注目のスポット。

半島内を走っていると、直ぐ右側は氷結した野付湾。

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直ぐ左側は海(根室海峡)という何とも不思議な光景!

オジロワシが海を眺めて休息している。

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野付湾側では2頭のオスジカ!

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半島途中にあるネイチャーセンターの2階で、館内スタッフから野付半島の自然や歴史などの説明を受けた後、建物の外に出ると、そこはどこまでも続く氷平線!!

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ここから国後島までは僅か16kmしか離れていない。今回は見れなかったが、野付半島には流氷もやって来るようだ。流氷というと網走等のオホーツク海の印象が強いが、ここでは流氷と国後島とがセットで見られるのが魅力的。なお、「この世の果て」と言われる「トドワラ」は、ネイチャーセンターからさらに歩いて30分の所にあり、今回は時間が無く散策出来なかった。機会があれば、夏頃にでもまた来てみたい。

標津

野付半島を引き返して20分程で、半島の付け根に位置する標津に到着。標津は、アイヌ語で「鮭のいるところ」という「シベ・ツ」が語源らしく、鮭の漁獲量が豊富。そのほか、イクラ、ホタテなども名産らしい。

ここの郷土料理店で昼食。メインの料理は、ウニ・イクラ・ホタテ等の入った五色丼か、鮭のちゃんちゃん焼き・鮭しゃぶ・ホタテの刺身、稚貝汁等の郷土御膳のどちらかを選択。また、どちらを選んでも、オホーツク産毛ガニが付いている。

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「ちゃんちゃん焼き」に興味があったので、後者の郷土御膳の方を選択。「ちゃんちゃん焼き」は、鮭と野菜に味噌を加えて焼いたもので、「石狩鍋」「ジンギスカン」と共に北海道の三大郷土料理らしい。毛ガニも頂いてお腹が膨れたところで、慌ただしく、次なる目的地へ出発。

風蓮湖

次なる目的地は、野鳥の聖域と呼ばれる風蓮湖。またもや、バスで2時間程度移動となる。今回のツアーは、総勢50人以上のためバス2台での移動。話してみると、北海道に何度も来ている旅馴れたリピーターが多いようだ。いきなりの初参加はかなりの変わり者か?(笑)   バスの長旅も窓から見える景色が新鮮で、ずっと見ていて飽きる事がない。そうこうしているうちに国道44号(根釧国道)沿いにある道の駅に到着。ここから風蓮湖は目と鼻の先。道の駅で、Lサイズのアイスクリームを400円で購入。やや甘目だが、濃厚で美味しい。風蓮湖に行ってみると、湖面が完全に凍っており、湖の輪郭すら分からない(笑)。f:id:YOSHI88:20200220001741j:plain

本来、この「風蓮湖」の木板プレートの後ろは、水色の綺麗な湖面があり、11月中旬頃のピーク時には5000羽の白鳥が湖面を白く彩どるらしい…が、しかし、氷結した湖面には、丁度多数のオジロワシが休んでいた。f:id:YOSHI88:20200219215658j:plainまた、道の駅の望遠鏡で、幸運にも天然記念物のオオワシを見る事が出来た。次は、国道44号をさらに東に進み、いよいよ日本本土最東端の納沙布岬へ!(続く)