sarorunの気ままなぶらり旅

旅先での自然、遺跡、グルメについて気ままに呟きます

国内旅行回想録1989年〜青森・秋田(後編:十和田湖、大湯環状列石、黒又山)

初めての海外旅行(トルコ)から1か月後の1989年6月、青森、秋田のミステリースポットを訪ねました。「キリストの墓」やエデンの園と言われる「迷ヶ平」から、さらに国道454号を北西に進み、約17kmで十和田湖へ。

十和田湖

秋田と青森の県境にある十和田火山の噴火によってできたカルデラ湖。最大深度327m、日本の湖で3番目の深さを誇り、冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれる。

瞰湖台

f:id:YOSHI88:20210505124451j:plain十和田八幡平国立公園の瞰湖台。

f:id:YOSHI88:20210505124549j:plainこの展望台から、十和田湖と左右に突き出た御倉半島や中山半島を一望できる。

f:id:YOSHI88:20210413105454j:plain十和田湖最深部にあたる「中湖」。

f:id:YOSHI88:20210505124704j:plain中央に細長く伸びているのが「中山半島」。

f:id:YOSHI88:20210505124610j:plain 右側から突き出ているのが「御倉半島」。

御前ヶ浜

f:id:YOSHI88:20210505124917j:plain十和田湖南部の湖畔に位置し、観光施設や食事処、土産売り場が集まるエリア。

f:id:YOSHI88:20210505124831j:plain静かな湖の景色や湖畔の自然林を真近に眺めることができる。また、遊覧船の発着所にもなっている。 

f:id:YOSHI88:20210505125025j:plain湖上に浮かぶ日本庭園のような小島「恵比寿大黒島」。この島は、十和田火山の活動の際の中央火口丘溶岩が露出したもので、中には神社(大黒神恵比寿神社)もある。

f:id:YOSHI88:20210413105629j:plainブロンズ像「乙女の像」。十和田湖のシンボルで、高村光太郎の最期の作品。湖水に映る姿をイメージして、2体の同じ像が向かい合っている。十和田湖の観光で最も立ち寄る人が多い定番スポット。

発荷峠展望台

f:id:YOSHI88:20210506115932j:plain十和田湖南端の標高631mの峠にある展望台。

f:id:YOSHI88:20210506120016j:plain標高631mの峠から眺める十和田湖はまさに絶景。

f:id:YOSHI88:20210506115956j:plain雄大な湖の広がり、カルデラの外輪山を正面に見ることができる。

 大湯環状列石(ストーンサークル)

f:id:YOSHI88:20210413113153j:plain大湯環状列石は、十和田湖秋田県大館市を結ぶ国道103号線から看板が出ているところを県道に入って2kmほど進んだ所にある。周囲は果樹園に囲まれ、のどかな光景が広がっている。 

f:id:YOSHI88:20210413113218j:plain大湯環状列石は、秋田県鹿角市にある縄文時代後期(約4000年前)の遺跡。1931年(昭和6年)に発見され、約130メートルの距離をおいて東西に対峙する「野中堂遺跡」と「万座遺跡」で主に構成されている。 

野中堂遺跡

f:id:YOSHI88:20210413113124j:plain野中堂遺跡では、自然の大小の河原石を組み合わせて、内側と外側との二重の大きな環状列石帯が形成されている。外側の環状列石帯の直径は40mで、内帯の近くに「日時計」といわれるものがある。 

f:id:YOSHI88:20210413113336j:plain中央にある日時計」といわれる組石。

f:id:YOSHI88:20210413113404j:plain外側にある環状列石帯(ストーンサークル)の一部。

万座遺跡

f:id:YOSHI88:20210505125705j:plain万座遺跡も、同様に、内側と外側との二重の大きな環状列石帯で形成されている。外側の環状列石帯の直径は52mで、野中堂遺跡の外側環状列石よりも大きい。 写真は、外側環状列石帯の一部。

f:id:YOSHI88:20210505125538j:plainまた、万座遺跡の周囲には、「住居址」と思われる11個の柱穴が発見されている。さらに、周囲からは、土偶や土版、動物形土製品、鐸形土製品、石棒、石刀などの祭祀用道具が数多く出土している。


黒又(クロマンタ)山

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大湯環状列石の北東方向に、黒又山(クロマンタ山)が見える。「クロマンタ」とは、アイヌ語で「神の森」の意味。標高280.6mの小さな山であるが、きれいな円錐状の形をしている。また、頂上にある神社から数10メートル真下まで空洞が確認されており、古代に造られた和製のピラミッドという説もある。この周辺では古来より発光現象やUFOの目撃情報が多数報告され、また、大湯環状列石との関連性も一部で指摘されている。

(終わりに)

今回、30年以上前の東北旅行を振り返ってみると、キリストの墓、迷ヶ平、十和利山、大湯環状列石黒又山など、改めて十和田湖周辺に神秘的なスポットが集中しているように思う。

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また、キリストの墓の近くには、「大石神ピラミッド」もある。

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f:id:YOSHI88:20210311223600j:plain十和田湖周辺には、人類誕生から始まる教科書では教わらなかった歴史に関する何かがあるような気がしてならない。

大石神ピラミッド」も当時は立ち寄れなかったが、今度足を運んで自分なりに検証してみたいと思っている。

国内旅行回想録1989年〜青森・秋田(前編:キリストの墓、迷ヶ平、十和利山)

初めての海外旅行(トルコ)から1か月後の1989年6月、青森、秋田のミステリースポットを訪ねました。その辺りに、キリストの墓やエデンの園、日本のピラミッドがあると言われても、眉唾物と全く信じられない人も多いでしょう。ミステリー好きの友人と、青森県八戸駅からレンタカーに乗り、自分たちの目で確かめに行きました。

キリストの墓

f:id:YOSHI88:20210424123438j:plain謎の墓は、青森県三戸郡新郷村(旧戸来村)にあるとされている。八戸から十和田湖に向けて国道454号を車で1時間ほど走り、新郷村に入る。

f:id:YOSHI88:20210413104941j:plain地元では「キリストの里」として認識されているようだ。

f:id:YOSHI88:20210413105003j:plain「キリストの墓」と書かれた道路標識を見つける。 

f:id:YOSHI88:20210413105027j:plainここから、傍道を登っていく。右手には、ひっそりと「キリストの聖泉」と書かれてある。湧水か??

f:id:YOSHI88:20210413105054j:plain丘を登っていくと案内板がある。「イエスキリストは21歳の時日本に渡り12年間修行を重ねた後、ユダヤに帰り神の教えを説いたが受け入れられず、十字架に処されそうになる。しかし、弟のイスキリが身代わりとなり、キリストは再び日本の地を踏み、戸来村に住居を定めて106歳まで生きた。」という驚くべき事が書かれてある。また、墓は二つあり、向かって右手にある『十来塚』はキリストを、左手にある『十代墓』はイスキリを祀ったものとしている。

十来塚

f:id:YOSHI88:20210413105151j:plainこちらは「十来塚」と呼ばれるキリストの墓。 

f:id:YOSHI88:20210413105220j:plain墳墓の上に、木製の十字架が立てられている。『竹内文書』で知られる竹内巨麿らが1935年8月に戸来村(当時)を訪れ、笹に埋もれていたこの塚をキリストの墓と断定したようだ。真偽の程は不明だが、木漏れ日の中に佇む十字架が神秘的で神々しい。

十代墓

f:id:YOSHI88:20210422172146j:plainこちらは「十代墓」と呼ばれ、ゴルゴダの丘でキリストの身代わりになって処刑された弟のイスキリなる人物の墓とされている。

f:id:YOSHI88:20210422173213j:plain墳墓に木製の十字架が立てられたのは1963年のこと。村では毎年6月の第一日曜日に「キリスト祭」が行われ、「ナニャドヤラ」という意味不明の節回しの祭唄で墓を囲んで踊るのが恒例となっている。 ちなみに、訪ねた日は1989年6月10日の土曜日。「キリスト祭」は僅か数日前の6月4日だったようだ。

資料館

f:id:YOSHI88:20210413105401j:plain近くの資料館には、竹内文書写本や『キリストの遺書』など関連資料や、村でかつて使われていた農耕具や衣服などが展示されている。説明文によれば、昭和30年頃まで戸来地方の男子農民が着用していた作業着はパレスチナ地方の牧童や農夫の農作業衣にそっくりとのこと。

f:id:YOSHI88:20210426124528j:plainここは元々、村の旧家・沢口家代々の墓所の一角。村役場の話によると、沢口家には、目が青く鼻が高い日本人離れした風貌の人物もおり、村人の間で「天狗が住んでいる」と言われていたという。また、沢口家の家紋は、上の写真に示すように、ダビデの星(ユダヤの紋章)と似ている。

また、村の地名や風習がユダヤの風習やヘブライ語と結び付けられて語られている。 

(1)「戸来」の地名

この地が合併して新郷村になる前の村名は「戸来(へらい)村」。戸来はヘブライから転化したものといわれている。そう言えば、この辺りには、「三戸」「五戸」「八戸」など「戸」の付く地名も多い。

(2)十字架にまつわる風習

村には、赤ちゃんを初めて外に連れ出す時、額に墨で十字を書く風習がある。また、足が痺れた時は人差し指につばをたっぷり付けて足に十字を三回書く。さらに、亡くなった人を埋葬すると、その上に3年間は十字の木を立てる風習もある。

(3)父母の呼称がヘブライ語

村では、父親を「アヤー」、母親を「アッパー」と呼ぶ。これはイスラエルでの呼び方と似ている。

(4)踊唄「ナニャドヤラ」もヘブライ語

「キリスト祭」の踊唄で唱えられ意味不詳とされる文句「ナニャドヤラ、ナニャドナサレテ、ナニャドヤラ」は、米国に住んでいた神学博士の川守田英二という人物によれば、古代ヘブライ語で「汝の聖名を褒め称えん、汝に毛人を掃蕩して、汝の聖名を褒め称えん」という意味の軍歌だと指摘している。

このような村の風習に鑑みれば、キリスト本人が日本に渡来したかは別にして、古代にユダヤ人がこの地にを訪れたのは事実と言えるのではないだろうか?

 迷ヶ平

f:id:YOSHI88:20210413113948j:plainキリストの墓のある新郷村から、さらに国道454号により十和田湖方面へと向かう。この辺りは、鬱蒼とした原生林に覆われ、静寂で神秘的な雰囲気が漂っている。

f:id:YOSHI88:20210413114114j:plain途中で「迷ヶ平自然休養林」と書かれたドライブインに到着。

f:id:YOSHI88:20210413114035j:plain「迷ヶ平」は、青森と秋田の県境近くで、十和田湖の外輪山の一つ十和利山の麓にある。

竹内文書」によれば、かつてこの辺りに華麗な都が栄えていたという。

また、創世記2章には『主なる神は、東の方のエデンに園を設け自ら形づくった人をそこに置かれた』と記されており、十和田湖周辺の「迷ヶ平」こそ神が人類を創造した「エデンの園」であるという驚愕の説もある。

なお、上地図の一番下に「エデン沼」という表記があって気になり調べてみたが、何も分からなかった。一体何を意味しているのだろうか?

十和利山

f:id:YOSHI88:20210413114012j:plain正面に見えるのが「十和利山」。標高990mで、十和田湖の南東に位置する山である。十和利山は、酒井勝軍によって、葦嶽山に続き第2の「日本のピラミッド」として認定されている。言われてみると、人工的に加工されている様に見えなくもない。

右手にある店の旗につられて「キリスト餅」を購入。小麦粉とソバ粉に荏胡麻をつけて炭火で焼いた、独特の味わいの串もち。正直、あまり美味しいとは思わなかった(笑)。なお、「キリスト餅」の名前がキリスト教組織からクレームが付いたため、最近では単に「串もち」と呼んでいるらしい。

f:id:YOSHI88:20210413114139j:plain十和利山の入口にある鳥居。中に神社などの建物は無いようだ。

この後、十和田湖大湯環状列石(ストーンサークル)などを訪ねます(続く)。

国内旅行回想録1991年〜広島・葦嶽山(日本ピラミッド!)

今から30年前の1991年9月に、広島県庄原市にある葦嶽山へ行ってきました。

エジプトではなく、「日本ピラミッド」をご存じでしょうか?1984年(昭和59年)にサンデー毎日が数ヶ月にわたって「日本ピラミッド」の特集を組んだのがきっかけで、テレビでも関連のニュースや特集が放送され、当時全国に「日本ピラミッド」の大ブームが巻き起こりました。

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サンデー毎日で取り上げられた葦嶽山は、昔から神武天皇陵と言い伝えられていましたが、1934年(昭和9年)にピラミッド研究家の酒井勝軍が現地を訪れて巨石群や山を調査し、葦嶽山が自然の山を生かした世界最古(2万3000年前)のピラミッド(本殿)で、北側にある鬼叫山が拝殿であると主張しました。

f:id:YOSHI88:20210309164045j:plainサンデー毎日の連載時からずっと葦嶽山のことが気になり、同じミステリー好きの友人と、レンタカーを借りて現地へ。

f:id:YOSHI88:20210309164111j:plain「庄原ピラミッド案内板」を見つける。

f:id:YOSHI88:20210309164201j:plain葦嶽山には鷹岩、天狗岩、鳥帽子岩等があり、葦嶽山から150メートルほど(徒歩で10分ほど)離れた鬼叫山には獅子岩、方位石、鏡石、神武岩、ドルメン(供物台)と呼ばれる巨岩が残されている。

f:id:YOSHI88:20210309164223j:plain葦嶽山へは、野谷コース、灰原コースの2つの登山道があり、それぞれ登山口に駐車場がある。距離的には灰原コースの方が短いが、途中にやや急な登りがあるため、 登山が容易な野谷コースを選択。

f:id:YOSHI88:20210309164247j:plainなだらかな坂道を登っていくと、

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f:id:YOSHI88:20210309164335j:plain所々に用途不明の巨石が転がっている。 

f:id:YOSHI88:20210309164354j:plainしばらくして、案内板を見つける。右手を進めば葦嶽山山頂、左手を進めば鬼叫山拝殿跡。先ずは、拝殿跡を目指す。

f:id:YOSHI88:20210309164452j:plain鬼叫山を登ると、すぐに岩だらけの場所(ドルメン)に出る。

ドルメン

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f:id:YOSHI88:20210309164639j:plain長さ1メートルほどのドルメン(卓状石)は、供物台として利用されていたものだという。

葦嶽山山頂

f:id:YOSHI88:20210309164711j:plainドルメン付近からは葦嶽山山頂がよく見える。綺麗なピラミッド型をしている。

獅子岩

f:id:YOSHI88:20210309164801j:plainさらに登ると獅子岩と呼ばれる岩が現われる。

f:id:YOSHI88:20210309164949j:plainその頭部は、人工的に彫りこまれた動物(獅子)の顔に見える。

f:id:YOSHI88:20210309165008j:plain正面から見ると、何とも愛嬌のある顔をしている。

f:id:YOSHI88:20210309164846j:plain獅子岩の手前にも板状の石が複数枚あるが…、

f:id:YOSHI88:20210309164908j:plainある特定の方向から眺めると、獅子岩と板状の石が一体となって頭部(獅子岩)と胴体(板状の石)がつながり、まるでエジプト・ギサにあるスフィンクスのよう!。ピラミッドと言われる葦嶽山の側にスフィンクス!これは単なる偶然だろうか?

方位石

f:id:YOSHI88:20210309165027j:plain獅子岩の近くには、方位石と呼ばれる4個の石組みがある。

f:id:YOSHI88:20210309165102j:plain 石組みの隙間のラインが東西南北を指しているとされていたが、実際方位計で調べると一致していない。これについては、サンデー毎日の『日本にピラミッドがあった! 追跡企画』において再調査され、東西南北ではなく冬至夏至の日の出および日の入方向を示していると結論された。

鏡岩

f:id:YOSHI88:20210309165223j:plain方位石の南にある鏡岩は、高さ約3メートル、幅約7メートル、推定重量100トンを超える巨大なもので、かつては表面が鏡のようにピカピカに磨かれ、陽光に輝いていたという。

大石柱(神武岩)

f:id:YOSHI88:20210309165346j:plain鏡岩の南側には高さ約7メートルの巨大な石柱が立ち、さらに何本もの石柱が折り重なるようにして倒れている光景は圧巻!。石柱はもともと3本立っていたが、酒井勝軍が調査を行った時には、既に1本しか立っていなかったという。これは、大正の初期に神武天皇の財宝が埋められているという噂が流れ、大勢の人が押しかけて石を倒して宝を探しまわったためのようだ。

f:id:YOSHI88:20210309165142j:plainその立っている一本の石柱の頂上部には直径15センチほどの半球型の窪みがある。伝説によれば、ここに夜光玉という球がはめられており、陽が昇ると太陽の光がこの球に当り、鏡岩に反射して、岩全体が光り輝いていたという。

ピラミッド頂上

f:id:YOSHI88:20210309165503j:plain葦嶽山の頂上は約5平方メートルの広場となっている。

f:id:YOSHI88:20210309165541j:plain酒井勝軍が登頂した頃は、この山頂に、御神体とされる直径約3メートルの太陽石やそれを囲む方形磐境(列石)、その外周を囲む円形磐境があったようだ。しかし、酒井が唱えた「日本ピラミッド」説は異端邪教の類として当時の国家権力によって破壊・撤去されたため、今では何も残っていない。

f:id:YOSHI88:20210309165639j:plain葦嶽山の頂上から鬼叫山を眺めると、先程見た巨石群のある拝殿跡の場所のみが木に覆われておらず、良く見えている。この点だけを取っても、ピラミッドの本殿と巨石群のある拝殿が一対として人工的に作られたものであると思える。

烏帽子岩(観音岩)

f:id:YOSHI88:20210309165617j:plain葦嶽山の頂上から西面を降りていくと、ひょうたんのような形の烏帽子岩がある。山頂からも確認できる。

f:id:YOSHI88:20210311195951j:plain山頂から見た拡大図。

鷹岩

f:id:YOSHI88:20210309165714j:plain葦嶽山の山頂から少し降りた場所に、鷹岩と呼ばれる不思議な岩がある。

f:id:YOSHI88:20210309165746j:plain約3メートルの高さの岩で、庄原市発行の葦嶽山のパンフレットには、「エジプトの鷹神を思わせる」と記述されている。

天狗岩

f:id:YOSHI88:20210309165800j:plain山頂付近には、こんな天狗の鼻のような岩もあった。

(終わりに)

昭和59年にサンデー毎日編集部が京都芸術大学の教授や地質コンサルタントを伴って葦嶽山(本殿山)と鬼叫山(拝殿山)を再調査したことがきっかけで、全国各地に新たに日本ピラミッドと推定される山が相次いだ。

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この中でも、葦嶽山は酒井勝軍が「日本ピラミッド」を研究する原点ともなった山。葦嶽山に実際に足を運んでみるまでは「日本ピラミッド」説など半信半疑だったが、獅子岩を撮影中偶然にも角度によってスフィンクス姿に見えることを見つけて、友人と「大発見!」と歓喜し、葦嶽山の「日本ピラミッド」説が確信に変わった事を覚えている。

 その後、今日まで、サンデー毎日が起こした「日本ピラミッド」ブームが再来することもなく、葦嶽山はひっそりと眠りについているようだ。

今回、当時の撮影した写真や、サンデー毎日の連載記事、関連本などを30年振りに振り返って、自分の中ではピラミッドブームが再燃している。また、近いうちに気になる山へ足を運んで自分なりに検証してみたいと思っている。

日本本土最北端の旅〜紋別、クッチャロ湖、猿払、宗谷岬、稚内、ノシャップ岬〜(5:最終回)

約1年振りの北海道、紋別からオホーツク海沿岸を北上して、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖や、ホタテで有名な猿払村、北の最果て宗谷岬、ノシャップ岬、最北端の駅の稚内駅等を観光してきました。

また、美食の宝庫・北海道で三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛ガニ)を食べ比べ、天然ホタテやたこしゃぶ、イクラ等の北海道の海の幸を存分に堪能し、グルメ旅を満喫してきました!

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第5回目(最終回)は、 ノシャップ岬〜旧瀬戸邸〜稚内駅です。

[3日目]

サフィールホテル稚内で朝食。和食と洋食を選べるので和食を選択。

f:id:YOSHI88:20210216115856j:plain礼文産真ほっけに、肉じゃが、ふきの煮物、豆腐と、苫前産ななつぼし米のご飯。

f:id:YOSHI88:20210217121414j:plain朝食後は、稚内市街の北端にあるノシャップ岬へと向かう。

ノシャップ岬

日本海と宗谷湾を区切る岬がノシャップ岬(野寒布岬)。ノシャップは、アイヌ語で「岬が顎のように突き出たところ」の意味で、根室にある日本最東端の納沙布(のさっぷ)岬と同じ語源。ここが日本最北端の地でも良い気がするが、緯度的には宗谷湾を隔てて相対する宗谷岬の方がやや北に位置している。

f:id:YOSHI88:20210216120010j:plainホテルから数十分で、ノシャップ岬のある公園向かいの土産屋「あきかわ屋」に到着。

恵山泊漁港公園

f:id:YOSHI88:20210216115938j:plain雪に覆われているこのスペースは、恵山泊漁港公園。

イルカのモニュメント

f:id:YOSHI88:20210216120449j:plain公園内を進むと、イルカのモニュメント。時計もある。ここは、夕陽のビューポイントとしても知られている。ここの夕焼け時の写真を見たが、プールで水球ボールと戯れているイルカのシルエット絵になっていた!

 ノシャップ岬の碑

f:id:YOSHI88:20210216120517j:plain公園内の左隅には、「ノシャップ岬」と書かれた木造の碑がある。

f:id:YOSHI88:20210216120541j:plain天気が良ければ、ここから近くにある利尻島利尻富士を望むことができるのだが、残念ながら何も見えない。

稚内灯台

f:id:YOSHI88:20210216120357j:plain公園の近くにある稚内灯台は「日本の灯台50選」の一つ。塔高42.7mであり、北海道内では1番、日本中でも島根県の「出雲日御碕灯台」に次いで2番目の高さを誇る。赤と白のツートンカラーは宗谷岬灯台と同じで、工場の煙突のように目立っている。塔の先端付近に一羽のカモメ。 

 白い灯台(恵山泊港西防波堤灯台)

f:id:YOSHI88:20210216120730j:plain「ノシャップ岬の碑」から海を眺めると、白く小さな灯台が見える。調べてみると、平成4年に点灯した新しい灯台で、「恵山泊港西防波堤灯台」というらしい。稚内灯台とは対照的にひっそりと佇んでいるが、こちらの方が北の最果て灯台のイメージに合致する。なお、こちらにも一羽のカモメが翔んでいる。

旧瀬戸邸

f:id:YOSHI88:20210216121014j:plain旧瀬戸邸は、稚内が底曳(そこびき)漁業の前線基地として活気に満ち溢れていた昭和20年代に、沖合底曳漁業の親方「瀬戸常蔵」の邸宅として建てられた。和洋折衷の近代和風建築として、平成25年に稚内市で初となる国の「登録有形文化財」に登録されている。

f:id:YOSHI88:20210218184716j:plain平成24年に一般公開されたこの邸宅内は、とにかく広い!一階だけでも、和室5部屋に、さらに茶室と洋室を加えて計7部屋もある。二階にも和室5部屋と洋室がある。

f:id:YOSHI88:20210218184546j:plain当時の宴席風景が再現されている部屋や、

f:id:YOSHI88:20210218184618j:plain曳船の模型を展示した部屋などがあり、底曳漁業て反映した稚内の歴史を感じる施設となっている。また、茶室や欄間、天井板など細部まで凝った造りは見応えたっぷり。

稚内

f:id:YOSHI88:20210216121227j:plain宗谷本線稚内駅は、日本最北端の駅。戦前運航されていた、樺太と結ぶ鉄道連絡船「稚泊航路」の稚内港駅が前身になっている。なお、現在の駅舎は4代目。

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駅舎は立派だが、田舎のバス停のようなスカスカの時刻表(笑)

f:id:YOSHI88:20210218194815j:plainみどりの窓口にも社員が不在。なお、日本国内最南端のみどりの窓口設置駅となる鹿児島県の指宿駅と「姉妹駅」提携を結んでいる。

f:id:YOSHI88:20210216121320j:plain窓越しに見る「最北端の線路」の看板。他方、最南端は、鹿児島の指宿枕崎線西大山駅

f:id:YOSHI88:20210216121352j:plain平成22年1月31日には2番線が廃止され、現在は単線の駅。

f:id:YOSHI88:20210216121714j:plain平成24年に駅舎は全面リニューアルされ、駅舎を含めた「道の駅わっかない」がオープンしている。

f:id:YOSHI88:20210216121520j:plain駅構内にある「ワッカナイセレクト」に入ってみる。

f:id:YOSHI88:20210216121617j:plain土産物が売っている他、コーヒー等の軽食や食堂がある。ここで帰路の機内食用にサンドイッチを購入。

f:id:YOSHI88:20210216122114j:plain バスで15分程乗車して稚内空港に到着。

f:id:YOSHI88:20210216122248j:plain天気が心配だったが欠航はしておらず、多少の遅れはあったものの、稚内空港11:50発のANA4842便と新千歳空港13:30発のANA64便で無事に帰京。

(終わりに)

今回の2泊3日のツアーは、テレビの「ハーフタイムツアーズ」で女優の高橋由美子さんが美味しそうにカニを食べているのを見て急遽参加したものですが、3大カニ(タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ)を様々な食べ方で食し、肉厚な猿払産天然ホタテやたこしゃぶ等の北海道の海の幸を存分に堪能できました。また、広大なオホーツク海や、宗谷湾、クッチャロ湖などの自然に触れて癒され、真冬の北海道を満喫できました。

北海道には、本土最東端の地(納沙布岬)と最東端のJR駅(東根室駅)、本土最北端の地(宗谷岬)と最北端のJR駅(稚内駅)があるが、共に訪ねることが出来て大満足!今度旅行が出来るようになったら、本土最南端(波照間島)と最西端(与那国島)にもトライしたいものです。

日本本土最北端の旅〜紋別、クッチャロ湖、猿払、宗谷岬、稚内、ノシャップ岬〜(4)

約1年振りの北海道、紋別からオホーツク海沿岸を北上して、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖や、ホタテで有名な猿払村、北のさいはて稚内宗谷岬、ノシャップ岬等を観光してきました。

また、美食の宝庫・北海道で三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛ガニ)を食べ比べ、天然ホタテやたこしゃぶ、イクラ等の北海道の海の幸を存分に堪能し、グルメ旅を満喫してきました!

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第4回目は、 猿払村〜宗谷岬稚内です。

猿払村

f:id:YOSHI88:20210202102646j:plainオホーツク海に面する日本最北端の村、猿払(さるふつ)村に到着。ここはホタテの水揚げ量が全国一。このホタテ漁のおかげで、猿払村の住民平均所得は全国自治体中4位(2016年)で東京都港区並み!周辺には''ホタテ御殿''が立ち並ぶ。

ホテルさるふつ

f:id:YOSHI88:20210202102300j:plain「ホテルさるふつ」の一施設のレストランにて昼食。施設は、いたって普通(笑)

f:id:YOSHI88:20210202102351j:plain「レストラン風雪」に入ると、

f:id:YOSHI88:20210202102417j:plain殺風景で地味な室内に、社員食堂のようにテーブルが並んでいる。

f:id:YOSHI88:20210202102459j:plainだが、名物のさるふつ定食(天然ホタテ御膳)はなかなかのもの。猿払産ホタテは5年間オホーツク海で育てられているため、非常に大きく肉厚で甘味も強い。この肉厚ホタテを、刺身、焼き、フライ、鍋、姿煮、佃煮と色々な形で楽しめる。さらに、イクラの小鉢まで付いてくる。特に、鍋は、北海道の牛乳を使ったクリームソースで煮込んだホタテのクリーム煮で、ホタテと牛乳の相性が抜群に良い。

f:id:YOSHI88:20210202121415j:plain食事に出てきた「帆立のり」を売店で購入。

風雪の塔

f:id:YOSHI88:20210202102712j:plainホテル近くの「さるふつ公園」には、異国を思わせるような大きな風車が。

f:id:YOSHI88:20210202102906j:plain続いて、北のさいはて宗谷岬へと向かう。途中に、ほたての加工場も見える。

オホーツクの海2

f:id:YOSHI88:20210202102848j:plain北に向かって進むにつれ、オホーツクの海も先程とは心なしか違った表情に…

f:id:YOSHI88:20210202102924j:plain🎵アー これが オホーツク   北のさいはて 青い海
波も冷たく 心ふるえて(松山千春作詞作曲「オホーツク」より)

宗谷岬

宗谷岬に到着。とにかく風が強くて肌寒い…北海道稚内にある宗谷岬は日本最北端の岬で、突端には日本最北端の地の碑が立っている。晴れた日には、宗谷海峡を挟んで約43km離れている樺太(サハリン)南端のクリリオン岬もはっきりと視認できるらしい。

間宮林蔵の立像

f:id:YOSHI88:20210202135027j:plain「日本最北端の地の碑」に向かう手前に、「間宮林蔵の立像」がある。間宮林蔵は、ユーラシア大陸樺太(サハリン)との間にある海峡(間宮海峡)を発見し、樺太ユーラシア大陸の半島ではなく、「島」であることを確証した人物。この立像も自分が発見した間宮海峡の方を眺めているのだろう。

日本最北端の地の碑

f:id:YOSHI88:20210202135114j:plain宗谷岬の先端、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標すモニュメント。北極星の一稜をモチーフとし、北を示す「N」と、平和と協調を表す円形の台座を組み合わせたデザインとなっている。なお、石碑の高さは緯度(北緯45度31分22秒)にちなみ4.53 メートル。

柏屋

f:id:YOSHI88:20210202135434j:plain近くにある目立つ建物は、日本最北端の土産店、「柏屋」。建物の右端には、日本最北端の郵便ポストもある。

f:id:YOSHI88:20210202135342j:plain 店の外観は、まさにモニュメントと同じ!なお、この店は、店舗兼住宅となっていて、経営者が実際に住んでいるらしい。店内は意外と広く、木彫りやキーホルダー、菓子、酒類、Tシャツ等、品揃えも豊富。中でも一番人気の商品は「日本最北端到着証明書」。

日本最北端到着証明書

f:id:YOSHI88:20210202141735j:plain100円で「日本最北端到着証明書」をゲット!これで本ツアーの目的達成!(笑)

ちなみに、一年前に手に入れた「最東端」の到達証明書はこんな感じ↓f:id:YOSHI88:20200224013730j:plain

流水館

f:id:YOSHI88:20210202135451j:plain店舗に隣接している「流氷館」。

f:id:YOSHI88:20210202135626j:plain冷蔵庫の中のような室内には、本物の流氷がゴロゴロと転がっている。今度は実際に流氷がやって来る時期に来て、正面のような景色を是非とも味わってみたいものだ。

宗谷岬灯台

f:id:YOSHI88:20210202135818j:plain南側の高台には、紅白のツートンカラーが鮮やかな「宗谷岬灯台」がある。灯台の歴史は古く、道内では納沙布岬根室)、日和山(小樽)に次いで、3番目に建てられ、明治18年(1885)9月25日に初めて点灯された。

f:id:YOSHI88:20210202135305j:plainまた、「日本最北端の地の碑」から道路を渡った駐車場の近くには、「宗谷岬神社」(常駐人無し)があり、比較的新しく小じんまりとした神殿と鳥居が見える。

f:id:YOSHI88:20210202135914j:plain宗谷岬を後にして、宿泊先のホテルへと向かう。曇り空だが、宗谷海峡に沈みゆく夕陽が見える。

 稚内港北防波堤ドーム

f:id:YOSHI88:20210204125926j:plain稚内港北防波堤ドームは、稚内ならではの強風、高波対策の為に造られ、総延長距離427メートルで、世界でも珍しい半アーチ型防波堤。

f:id:YOSHI88:20210204125946j:plain古代ローマ建築を思わせる重厚で美しいデザイン。

サフィールホテル稚内

f:id:YOSHI88:20210204125856j:plain宿泊先のホテルは、稚内港北防波堤ドームの直ぐ側。

f:id:YOSHI88:20210204130554j:plain最北端のシティリゾートホテル。

f:id:YOSHI88:20210204130115j:plain5階の部屋からは防波堤ドームが良く見える。

f:id:YOSHI88:20210204130316j:plain夕食は、ホテル内の「四季彩ダイニングan-non」

f:id:YOSHI88:20210204134147j:plain宗谷会席料理で、北海道産毛蟹と稚内名物たこしゃぶ等を賞味。

f:id:YOSHI88:20210204130420j:plain 北海道産毛蟹一杯、宗谷産水蛸のしゃぶしゃぶ、サーモンとホタテの刺身。

f:id:YOSHI88:20210204130454j:plainしゃぶしゃぶ用鍋。

f:id:YOSHI88:20210204134332j:plain海老と三種の野菜天ぷら、いくら鉢。

f:id:YOSHI88:20210204134433j:plain デザートのキャラメルプリン。

昨日の紋別プリンスホテルの夕食と比べると、上品でやや物足りない感じ。

翌日(最終日)は、ノシャップ岬、登録有形文化財「旧瀬戸邸」、稚内駅を廻ります(続く)。

日本本土最北端の旅〜紋別、クッチャロ湖、猿払、宗谷岬、稚内、ノシャップ岬〜(3)

約1年振りの北海道、美食の宝庫・北海道で三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛ガニ)を食べ比べ、天然ホタテやたこしゃぶ、イクラ等の北海道の海の幸を存分に堪能し、グルメ旅を満喫してきました。

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第3回目は、紋別からオホーツク海沿岸を北上して、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖を訪ねます。

[2日目]

紋別プリンスホテルで、エビ・ホタテなどの海鮮勝手丼や、カニの鉄砲汁などの朝食バイキング。

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朝食後は、紋別港近くの出塚水産へ。

紋別

f:id:YOSHI88:20210127121245j:plain紋別の揚げたてかまぼこで有名な出塚水産。

f:id:YOSHI88:20210127232400j:plain二階の休憩所からは、紋別港に停泊する遊漁船が良く見える。

f:id:YOSHI88:20210127121350j:plain真ん中にあるのが赤灯台、右端にあるのが白灯台

オホーツクの海

f:id:YOSHI88:20210127121437j:plain暫くは、オホーツク海沿岸の国道を北上する。

f:id:YOSHI88:20210127121529j:plain🎵静かな、そして静かな、オホーツクの海よ(松山千春作詞作曲「オホーツクの海」より)

道の駅おうむ

f:id:YOSHI88:20210127121934j:plain国道238号沿いの雄武(おうむ)町のバスターミナルに到着。

f:id:YOSHI88:20210127121653j:plainここには道の駅があり、7階のビルに相当する高さの展望台が町のシンボルになっている。 

f:id:YOSHI88:20210127121905j:plain館内の展望台(スカイキャビン)からは、オホーツク海を一望できる。

f:id:YOSHI88:20210127141135j:plain日の出の時刻や流氷の時期には、大自然のパノラマを拝めることだろう。

f:id:YOSHI88:20210127135418j:plain館内には、既に廃線となった興浜南線の写真がいくつか展示されている。この写真は、かつてこの道の駅の場所にあった「雄武駅」。なお、駅名は写真にもあるように「おむ」となっており、現在のように「おうむ」とは呼ばれていなかったようだ。 

クッチャロ湖

f:id:YOSHI88:20210129105734j:plainクッチャロ湖は、北海道浜頓別町に位置する湖で、日本最大のコハクチョウの飛来地。1989年7月に国内3番目のラムサール条約登録湿地と なった。 

ちなみに、一年前に訪れた釧路湿原や 阿寒湖、f:id:YOSHI88:20200219173724j:plain野付半島(2005年11月登録)、f:id:YOSHI88:20200220001741j:plain風蓮湖(2005年11月登録)もラムサール条約登録湿地となっている。

 クッチャロ湖水鳥観察館

f:id:YOSHI88:20210129114858j:plain近くには環境省の設置する水鳥観察館があり、館内に設置されている野外カメラや望遠鏡を利用すればクッチャロ湖の野鳥を観察可能。

f:id:YOSHI88:20210128125752j:plain館内には写真パネルが展示され、クッチャロ湖周辺の自然や四季を学ぶことができる。クッチャロ湖自体は、大沼(長径5.5km)と小沼(長径3km)の2つの沼が細い水路によって繋がり、変形した瓢箪型をしている。

f:id:YOSHI88:20210128130854j:plainコハクチョウは、北シベリアの繁殖地からサハリンを経由して、北オホーツクのクッチャロ湖に飛来する。日本には、毎年、3万羽のコハクチョウが飛来しているが、クッチャロ湖には、その内の5割~7割が飛来するようだ。

f:id:YOSHI88:20210129131621j:plainその他、水鳥や野鳥の模型も多数展示されている。

f:id:YOSHI88:20210129132243j:plain観察館から出て再度湖面を眺めると、コハクチョウが多数訪れている。

f:id:YOSHI88:20210129114814j:plainラッキーにも飛立つ瞬間を撮影!

次回は、ホタテで有名な猿払村、本土最北端の宗谷岬を廻って、稚内へと向かいます(続く)。 

日本本土最北端の旅〜紋別、クッチャロ湖、猿払、宗谷岬、稚内、ノシャップ岬〜(2)

約1年振りの北海道、前回は本土最東端の納沙布岬を訪ねましたが、今回目指すは、本土最北端の地宗谷岬です。

紋別からオホーツク海沿岸を北上して、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖や、ホタテで有名な猿払村、最北端の駅の稚内駅、最果ての地宗谷岬、ノシャップ岬等を観光してきました。

また、美食の宝庫・北海道で三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛ガニ)を食べ比べ、天然ホタテやたこしゃぶ、イクラ等の北海道の海の幸を存分に堪能し、グルメ旅を満喫してきました!

f:id:YOSHI88:20210114193416j:plain

第2回目は、紋別市内観光(後半)です。

とっかりセンターでアザラシを鑑賞した後は、引き続き希望者のみのオプション観光。先ずは、氷海展望塔オホーツクタワーへ。

氷海展望塔オホーツクタワー

紋別港からオホーツク海に突き出した防波堤(クリオネフロムナード)を進むと、日本最北・最大規模の海中展望塔オホーツクタワー(地上3階、地中1階)が現れる。

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3階フロアが海面から約24メートル、海底階のフロアが海面下約8メートル。

f:id:YOSHI88:20210117142556j:plain防波堤とは屋根付きの通路で接続されている。f:id:YOSHI88:20210117142403j:plain1階エントランス。2階には、4Dシアターとオホーツク・ラボがある。4Dシアターは、360度の全周スクリーンによる3D映像と風を使った大迫力の上映が楽しめる。

f:id:YOSHI88:20210117142235j:plain3階は、展望室と喫茶コーナー。

f:id:YOSHI88:20210117142254j:plain最上階のパノラマビューからの眺めは圧巻。気象条件が良ければ知床連山が見えることもある。

f:id:YOSHI88:20210117142520j:plain2階にある観測室では、流氷レーダー画像や気象、海象観測のデータをリアルタイムで表示。

f:id:YOSHI88:20210117142451j:plainオホーツクタワーの模型も展示されている。
f:id:YOSHI88:20210115184749j:plain海面下マイナス8メートルのフロア(海底階)に降り立つと、そこは海底洞窟水族館。オホーツクに生息する海の生物が展示飼育されている。

f:id:YOSHI88:20210115184814j:plainヒレが飛行機の翼のよう。

f:id:YOSHI88:20210115184638j:plain強面(こわおもて)のオオカミウオ。意外と大人しく、つぶらな瞳がカワイイ。

f:id:YOSHI88:20210115184726j:plain高さ2メートル、幅1メートルの大型観察窓(日本最大級の水中観察窓)からオホーツク海を眺めることができる。生憎この日は海水が濁っており、何も見えない。 

f:id:YOSHI88:20210115190746j:plain建物の近くの港に流氷砕氷船ガリンコ号IIが停泊している。続いて、流氷科学センターへと向かう。

流氷科学センター

f:id:YOSHI88:20210115191040j:plain流氷科学センターは、流氷が生まれる仕組みやオホーツク海の環境を学べるだけじゃなく、本物の流氷に触れて「流氷ワールド」を満喫できる体験型施設。

f:id:YOSHI88:20210116235623j:plain玄関で大きなホッキョクグマの出迎えを受け、早速展示室へ。 

f:id:YOSHI88:20210115191943j:plain展示室では、流氷が生まれる仕組みや、流氷が北海道のオホーツク沿岸まで広がっていく様子など、流氷の基礎知識を学べる。

f:id:YOSHI88:20210115192115j:plain展示室一の見どころは、「クリオネハウス」。

f:id:YOSHI88:20210115192005j:plainこの水槽には、紋別の海から採取された流氷の天使・クリオネがなんと通年100~500匹も泳いでいる。

f:id:YOSHI88:20210115192132j:plain水のなかを羽ばたくように泳ぐようすはキュート! なお、近年新種と認定されたものもある。

その他、ドームシアターでは、アストロビジョンにより、雄大な流氷の空撮風景や花の咲き乱れる海岸線などを迫力満点で楽しめた。

f:id:YOSHI88:20210115192502j:plain館内には、道の駅「オホーツク紋別」も併設されている。

f:id:YOSHI88:20210117001326j:plain見学を終えて建物の外に出ると、もう日が翳っている。

f:id:YOSHI88:20210117001358j:plain近くの広場にある「カリヨンタワー」。次は、紋別市立博物館へ。

 紋別市立博物館

f:id:YOSHI88:20210115191300j:plain紋別の基幹産業である漁業の道具や昭和の懐かしい生活用品、東洋一といわれた鴻之舞金山などの資料、ジオラマが展示されている。館内は撮影禁止だが、スタッフによる説明が分かり易かった。

まちなか芸術館

f:id:YOSHI88:20210117003217j:plain同じスタッフに先導されて、近くのまちなか芸術館へ。「流氷画家」の村瀬真治氏と彫刻家の齊藤顯治氏の作品が展示されている。特に、村瀬真治氏は、厳冬の冷たいイメージの流氷だけではなく、赤や黄色などの色彩を取り入れて温かく幻想的な「流氷」の風景画も残しており、とても興味深かった。

紋別温泉・紋別プリンスホテル

f:id:YOSHI88:20210117004428j:plain宿泊先の紋別プリンスホテルに到着。繁華街にほど近く、主要な観光施設には車で10分以内。「プリンス」とあるが、添乗員の説明によれば、西武系のプリンスホテルとは関係ないらしい。

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紋別で唯一、天然温泉・露天風呂のあるホテル。泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉で、肌にやさしく美人の湯とも知られ、神経痛、冷え性などに効果がある。 f:id:YOSHI88:20210115194955j:plain夕食は、活蟹料理で、特に蟹の刺身、蟹しゃぶ鍋、蟹の天ぷら等、「ズワイガニ」づくし。

f:id:YOSHI88:20210115191428j:plain蟹しゃぶ鍋、蟹しゅうまい、蟹茶碗蒸し。

f:id:YOSHI88:20210115191528j:plainズワイガニは丸々一匹豪快に!

f:id:YOSHI88:20210115191557j:plain蟹の刺身、蟹の天ぷら、蟹味噌豆腐。

f:id:YOSHI88:20210122110743j:plain締めは、蟹釜飯。

f:id:YOSHI88:20210115195105j:plainデザートの牛乳ソフトクリーム。

ズワイガニ」と天然温泉を思う存分堪能!

翌日は、オホーツク海沿岸を北上し、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖や、ホタテで有名な猿払村を経由して、本土最北端の地宗谷岬を目指します(続く)。